2008-05-08

今夜のボストンでのライブに注目!

今夜ボストンで行われるライブ(でももう終わった頃だろうけど)はスペシャルライブになる予感。オフィシャルでも発表になっていたように10日にボストンのバークレー音楽大学から名誉博士号を授与される予定なので、それを記念してのライブなのだろう。ところで5/6付けのBoston Heraldの記事にはウィンウッドのコメントものっていて非常に面白かったので、要約だけど紹介しようと思う。
スティーヴは学位をもらうことについて「15歳のときに学校をやめてしまったので、もらえそうなものは何でももらいに行く」と意欲的です。『学生時代』を振り返って「50年代終わりから60年代初めまでイギリスでの音楽教育は今日のアメリカでのそれと比べてとても異なっていた。バッハやヘンデルなどのクラシック音楽以外はくだらないものとされていた。自分は一時期音楽学校に行っていたのだが、あるとき校長に呼ばれて自分の好きな音楽は何かと尋ねられたの で、ストラヴィンスキーが好きで、その他にはチャックベリー、ファッツドミノ、レイチャールズが好き』と答えたら『そんなことは一切忘れろ、でなければ学校を辞めろ』と言われたので素直に辞める事にしたんだ。でも現在のアメリカではファッツドミノの音楽を勉強をして学位を取る事もできるであろう。」(記事によれば実際バークレー大ではそういうことも可能みたいです。)また彼はSDG、Traffic、Blind Faith、ソロなどを通して様々な音楽(ロック、ジャズ、ブルース、フォーク、ワールドミュージックなど)をやってきているので、バークレー大のカリ キュラムをほぼカバーしているそうです。記事はおしまいに、新譜は彼が今までやってきた音楽の集大成であり、そしてNine Livesのことを『Steve Winwoodの音楽の歴史と発展』についての博士論文と考えなさい、とまで言ってます。実際ウィンウッドは40年以上音楽活動をしているので、改めてすごいミュージシャンなのだと実感させられました。

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