2008-01-27

ウィンウッド、今夏のライブはTom Petty & The Heartbreakersの前座で

ニューアルバムの発表とくればその次はもちろんツアーであるが、さっそくこの夏のツアーの予定がオフィシャルサイトで 発表された。5月末から3ヶ月間、全米で37公演をするのであるが、実はこれはトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの前座としてである。。。せっかく ニューアルバムが発売だというのに、いきなり前座とはちょっとがっかりだが、長い目でみれば悪くはないかもしれない。(ちなみにウィンウッドは2003年 のアバウトタイムのリリース直後のソロツアー中にGrateful Deadの前座を数公演つとめた。)今回のツアー会場は昨年までとは違ってかなり大きい会場が多いようだ。前座ではあるが大観衆の前で演奏することによっ て多くのファンを獲得することが出来るかもしれない。それに発売からツアー開始まで約2ヶ月空いているので、この間にヨーロッパ・ツアー等をする可能性も あるのではないか。前作のアバウト・タイム(2003)、前々作のジャンクション7(1997)のときはアルバムのリリース直後からツアーをしたことだ し、今回もそうなることを期待したい。それに10年前の記念ライブを体験した自分としては、今年の5月中旬にぜひとも還暦記念ライブをしてほしいものだ。

ニューアルバム:Nine Lives、4/8発売予定

名作アバウト・タイムから5年ぶりのウィンウッドのニューアルバム Nine Livesの曲目がウィンウッドのMySpaceブログで 発表になりました。発売は4/8の予定です。前作は自分のレーベルであるWincraftから出たけど、今回はコロンビア・レーベルからです。ウィンウッドは自分のレーベルを運営するのは思ったほど簡単ではなかったと以前言っていたそうなので、メジャーレーベルに逆戻りすることにしたのでしょうか。

Nine Livesの曲目:

I'm Not Drowning
Fly
Raging Sea
Dirty City
We're All Looking
Hungry Man
Secrets
At Times We Do Forget
Other Shore

タイトルにはLivesとありますが、これはスタジオアルバムです。前作同様スタジオでライブ形式で録音したのでしょう。それから前回(1/18)の記事↓に記述を一部追加しました。

2008-01-18

ウィンウッド、新譜やクラプトンとの共演コンサートなどを語る

新譜に関する情報が全然出てこないな、と思ってたら一気に出てきました!まずは残念なニュースからですが、私の レポでもおなじみバリーさんからの情報によると、来月のコンサートに合わせて発売が予定されていたニューアルバム(タイトル:Nine Lives)は4/8に延期になったそうです。。。しかし悲しむ必要はありません!オフィシャルサイトにのっているニュース(2008-01-18)に20th Century Guitar Magazine誌に出たインタビュー記事がのっていて、ウィンウッドが新譜やクラプトンとの共演コンサートのことなどを詳しく語っています。全部は無理だけど、いくつか紹介しましょう。

昨年5月のCountryside Rocksでのコンサート(クラプトンと共演)に関して:
エリックが『スティーブと共演できるならこのコンサートに出る』と言っていたと聞いてスティーブは感激したようだ。クラプトンとはブラインド・フェイス以来ずっと疎遠だったけど、このコンサートをきっかけにまた親しくなりだした。

新譜について:
Nine LivesはAbout Timeの続編なのでしょうが、さらにステップアップしているようです。ちなみにインタビューをした人は新譜をすでに聞いたそうで、曲についてのウィン ウッドのコメントもあります。作曲はウィンウッド、Jose Neto、Peter Godwinとの共作。"Drowning"と"Fly"は宗教的な雰囲気がする曲、"Raging Sea"はJose Netoのギターの音と演奏が印象的、"Dirty City"ではウィンウッドがギターを弾いていて、また終わりのギターソロはEric Claptonが弾いている。"We're all looking"ではウィンウッドがアコースティック・ギターを弾いている。"Forget about him"はメロディーが印象的。

2月に行われるエリック・クラプトンとの共演コンサートについて:
映像にはいちおう収められるだろうけど、発売するかどうかは分からない。エリックとコンサートをしてお互いがどう感じるかにかかっている。(クラプトンとスタジオアルバムを作ってみたいかと聞かれて)2月のコンサートが終わってからでないとその後のことは分からないが、状況によってはさらに彼との活動を続ける可能性もある。

またウィンウッドのソロライブは4月に行われるだろう、とのことです。でももうこれ以上新譜が延期になりませんように。