Steve Winwoodの今年のアメリカツアーの日程が発表になりました! 東海岸と中西部の地域を中心とした全18公演です。今回は純粋なソロ・ツアーなので最低でも90分程度のライブになるのでしょう。(ところでスティーブはインタビューで、毎年夏はヨーロッパ・ツアーをする事にしている、と何度か言ったことがあるので、今年もそうなる可能性はまだありそうです。)
2012-05-11 Milwaukee, WI Riverside Theatre
2012-05-12 Minneapolis, MN Orpheum Theatre(バースデー・ライブ)
2012-05-14 St. Louis, MO Peabody Opera House
2012-05-15 Chicago, IL The Chicago Theatre
2012-05-16 Detroit, MI The Fillmore
2012-05-18 Nashville, TN, The Woods Amphitheater at Fontanel
2012-05-19 Atlanta, GA, Chastain Park Amphitheater
2012-05-20 Gulf Shores, AL Hangout Music Festival
2012-05-22 Portsmouth, VA Harbor Center Ntelos Pavilion
2012-05-23 New York, NY Beacon Theatre
2012-05-25 Atlantic City, NJ Borgata
2012-05-26 Westbury, NY Theater at Westbury
2012-05-27 Red Bank, NJ Count Basie Theatre
2012-05-29 Vienna, VA Wolf Trap Filene Center
2012-05-30 Philadelphia, PA Keswick Theater
2012-06-01 Canandaigua, NY CMAC
2012-06-02 Boston, MA Bank of America Pavilion
2012-06-03 Hunter, NY Mountain Jam @ Hunter Mountain
(赤字は追加公演)
いつもそうだけど、日程をじっと眺めていると実にいろんなことが頭にめぐってくるものだ。自分は行った事はないけど、スティーブがNYのベーコン・シアターでやるのはかなり久しぶり。ちょっと調べたら2005年以来。それから自分はAtlantic CityのBorgata (ここはカジノ内にある多目的ホール)とRed Bankの Count Basie Theatreでのライブをそれぞれ2005年と2006年に観に行ったので、懐かしさを感じる。スティーブは現在でもカジノでライブをするのが好きなのか。
Facebookの書き込みなどを見る限り、まだスティーブはNashvilleに滞在しているようだ。だけど、今回ナッシュビルあるいはテネシー州でのライブがないのはちょっと不思議。また今回のツアーの日程で最も目に留まったのはアラバマ州のメキシコ湾岸沿いのGulf Shoresで行われるHangout Music Festivalだ。何と言ってもアラバマ州でのライブはかなり珍しい。少なくとも自分の記憶にはない。それにDetroitでのライブから4日間も空いているのはちょっと不思議。こんなに間を空けるのはいったいなぜなのか。google mapで距離をチェックするとちょうど1000マイル(約1600km)。かなりの距離だけど現地の人なら2日で走れてしまうので、やはりちょっと腑に落ちない。と思ってもう一度地図を見るとフリーウェイがテネシー州を縦断している!もしやと思ってよく見ると、思った通りNashvilleの町をもろに通過しているではないか! おそらくスティーブはアラバマに行く途中でナッシュビルの自宅に立ち寄り、1日程度くつろぐのかな。もしそうなら4日間も空いている理由は納得できる。
ついでだから今回発表されたツアーの全行程をgoogle mapで表示してみました。全部で5000マイル(約8000km)! すごい距離だけど、これでも東海岸の地域を中心にしてあるのでかなりマシですね。もし西海岸も日程に含めたら最低でも4000マイルは増えてしまうだろう。
2/28 追加:5/12のミネアポリスでのライブはスティーブのバースデー・ライブです。 (Mirano様、情報サンクスです!)
2012-02-27
2012-02-23
Whitney HoustonとSteve Winwoodのちょっと不思議なつながり
昔ホイットニーとスティーブのちょっとしたニアミスがありました。1987年と言えば、ご存知のようにウィンウッドが初のグラミー賞(レコード・オブ・ザ・イヤーなど)を取った年。しかしこの時ホイットニー・ヒューストンもThe Greatest Love Of Allでレコード・オブ・ザ・イヤーにノミネートされていたけど、結局受賞したのはウィンウッドのHigher Love(*注)。前年までにひとつグラミーを受賞していたとはいえ、当時彼女はグラミーの主要部門はまだ獲得したことがなかった。従ってこの時受賞を逃したことは彼女にとって大変残念であっただろうが、尊敬するウィンウッドが初のグラミー獲得をし、その瞬間を彼女は目の前で目撃したので、このときホイットニーの心境はかなり複雑になったのかも。インタビューなどでこの辺のことを語っていないのだろうか。。。それからグラミー会場でのホイットニーとスティーブのツーショットなんてないのかな。あるいはこのときホイットニーはスティーブと会話をする機会なんてあったのだろうか。
それからもう一つ。何回かここで紹介したローリングストーン誌のボーカリストのランキングで、彼女は34位にランクイン(これはちょっと低すぎる気もするが)。ちなみにウィンウッドの順位は33位。偶然にも2人の順位が仲良く並んでいるということが、彼女が亡くなってしまった今、なんだかちょっと気になってしまうのだ。
(*注)ちょっと面白いことがネットに書かれてました。英語のジョークだけど、(最上級の)"Greatest" Loveがなぜ(比較級の)"Higher" Loveに負けたのだろうか、と。
それからもう一つ。何回かここで紹介したローリングストーン誌のボーカリストのランキングで、彼女は34位にランクイン(これはちょっと低すぎる気もするが)。ちなみにウィンウッドの順位は33位。偶然にも2人の順位が仲良く並んでいるということが、彼女が亡くなってしまった今、なんだかちょっと気になってしまうのだ。
(*注)ちょっと面白いことがネットに書かれてました。英語のジョークだけど、(最上級の)"Greatest" Loveがなぜ(比較級の)"Higher" Loveに負けたのだろうか、と。
2012-02-20
Whitney Houstonが歌うHigher Love
先日2/11に48歳の若さで亡くなってしまったホイットニー・ヒューストン(ご冥福をお祈りします)。ウィンウッドとは接点がないだろうと思っていたけど、意外な事実を教えてもらいました。(ブルー爺様、情報感謝です!)。
なんと彼女はウィンウッドを尊敬していたそうで、また日本公演でHigher Loveをアンコールで歌ったとのこと。これにはびっくり。ラッキーな事に当時のビデオ(1990年のライブ)をyoutubeで見つけました。また彼女はアルバム I'm Your Baby Tonight (1990) に収録するためにこの曲を録音をしたが、なぜか収録されなかったそうです(でも日本盤にはボーナストラックとして収録)。その録音はこちらで聞けます。やはり彼女らしい圧倒的な歌唱力ですね。またこの曲のプロデュースはナラダ・マイケル・ウォルデン。彼はウィンウッドのアルバム Junction 7 (1997)のプロデュースもしました。(もし彼がバック・イン・ザ・ハイライフのプロデュースをしていたらこんな感じになったんでしょうか)。
またホイットニーがウィンウッドを尊敬していたとは初耳でした。この2人のデュエットや共演を1回でもいいから実現させてほしかった。ちなみにウィキには彼女のすべてのツアーのセットリストがのっていたけど、それによるとHigher Loveは1990年のジャパン・ツアーでしか行われていないようなので、この曲を生で聞いた日本のファンは実にラッキーでしたね。
それから上のライブビデオは曲の最後が少し切れてるけど、最後まで見たい人はこちらでライブが全部見れます。ホイットニーの1990年の横浜アリーナ公演(Higher Loveは最終曲)。ちなみにクレジットを見るとこのライブのパーカッション奏者はBashiri Johnson。彼は1989年のウィンウッドの日本公演にも参加しました。
ホイットニー関連の話題は次回も続きます。
なんと彼女はウィンウッドを尊敬していたそうで、また日本公演でHigher Loveをアンコールで歌ったとのこと。これにはびっくり。ラッキーな事に当時のビデオ(1990年のライブ)をyoutubeで見つけました。また彼女はアルバム I'm Your Baby Tonight (1990) に収録するためにこの曲を録音をしたが、なぜか収録されなかったそうです(でも日本盤にはボーナストラックとして収録)。その録音はこちらで聞けます。やはり彼女らしい圧倒的な歌唱力ですね。またこの曲のプロデュースはナラダ・マイケル・ウォルデン。彼はウィンウッドのアルバム Junction 7 (1997)のプロデュースもしました。(もし彼がバック・イン・ザ・ハイライフのプロデュースをしていたらこんな感じになったんでしょうか)。
またホイットニーがウィンウッドを尊敬していたとは初耳でした。この2人のデュエットや共演を1回でもいいから実現させてほしかった。ちなみにウィキには彼女のすべてのツアーのセットリストがのっていたけど、それによるとHigher Loveは1990年のジャパン・ツアーでしか行われていないようなので、この曲を生で聞いた日本のファンは実にラッキーでしたね。
それから上のライブビデオは曲の最後が少し切れてるけど、最後まで見たい人はこちらでライブが全部見れます。ホイットニーの1990年の横浜アリーナ公演(Higher Loveは最終曲)。ちなみにクレジットを見るとこのライブのパーカッション奏者はBashiri Johnson。彼は1989年のウィンウッドの日本公演にも参加しました。
ホイットニー関連の話題は次回も続きます。
2012-02-18
スティーブが娘のLilly Winwoodと共演
最近更新してなかったので、ネタがたまってますが。。。
スティーブはここのところずっとアメリカ・テネシー州のナッシュビルに滞在しているようです。2/8に実娘のリリー・ウィンウッド(シンガーソングライター)がナッシュビルで行われたMusic City Rootsのイベントに出演しました。そして彼女のステージにスティーブが登場。親子で共演するのは公の場所では今回が初めてでしょうか。
この日の演奏のビデオは彼女のfacebookのページから見る事ができます(February 8th 2012 の演奏をクリック)。リリーのソロのステージは33:30すぎからでまず2曲を演奏し、その後スティーブが44:50すぎに彼女のステージに登場して2曲の演奏に参加。親子で共演した1曲目はリリーの曲でCould've Fooled Me、2曲目はクリスティーナ・アギレラのカバーでMakes Me Wanna Pray(*)(Donsanov様、情報感謝です!)。 この日のライブの写真はスティーブのfacebookに出ています。モノクロの写真が実に渋い。スティーブはYAMAHAのキーボードを弾いてるけど、彼がライブでハモンドやピアノ以外のキーボードを弾くのはかなり久しぶり。今世紀に入ってからだと2004年3月のトラフィックのロック殿堂入りの時ぐらいでしょうか(**)。。。
(*)アギレラのオリジナルにはスティーブがキーボードで参加。TrafficのGladがサンプリングで使用されている。
(**)Feelin' Alrightなどの演奏でスティーブはKurzweil のキーボードを弾いた。
スティーブはここのところずっとアメリカ・テネシー州のナッシュビルに滞在しているようです。2/8に実娘のリリー・ウィンウッド(シンガーソングライター)がナッシュビルで行われたMusic City Rootsのイベントに出演しました。そして彼女のステージにスティーブが登場。親子で共演するのは公の場所では今回が初めてでしょうか。
この日の演奏のビデオは彼女のfacebookのページから見る事ができます(February 8th 2012 の演奏をクリック)。リリーのソロのステージは33:30すぎからでまず2曲を演奏し、その後スティーブが44:50すぎに彼女のステージに登場して2曲の演奏に参加。親子で共演した1曲目はリリーの曲でCould've Fooled Me、2曲目はクリスティーナ・アギレラのカバーでMakes Me Wanna Pray(*)(Donsanov様、情報感謝です!)。 この日のライブの写真はスティーブのfacebookに出ています。モノクロの写真が実に渋い。スティーブはYAMAHAのキーボードを弾いてるけど、彼がライブでハモンドやピアノ以外のキーボードを弾くのはかなり久しぶり。今世紀に入ってからだと2004年3月のトラフィックのロック殿堂入りの時ぐらいでしょうか(**)。。。
(*)アギレラのオリジナルにはスティーブがキーボードで参加。TrafficのGladがサンプリングで使用されている。
(**)Feelin' Alrightなどの演奏でスティーブはKurzweil のキーボードを弾いた。
[2/20:追加と訂正]
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