2012-11-30

Rod Stewartとのジョイントツアー

北米西海岸ツアーが終わったと思ったらとんでもないニュースが入ってきました。4月にロッド・スチュワートとジョイントツアーです!今朝のテレビ番組にロッドが出演したときに、そう答えたそうです。『スティーブとやるのは1960年代に一緒に演奏をして以来だから(注)、彼は親しい友達とまでは言えないだろうが、ミュージシャンとして彼に最も大きな尊敬の気持ちを抱いている。彼は紛れもなくロックンロールのつづれおりの一部だ。』

でもまたこれでレコーディングが遠ざかるわけですね。。。

(注)この2人の60年代の共演はちょっと分からないけど、ひょっとしてトミーのオーケストラ(1972年)のことを指しているのかも。

2012-11-15

San Francisco公演(11/10)のライブレポート(前編)

[会場へ向かう]
今回はサンフランシスコでのライブなので、渋滞を考えて早めに会場に向かったつもりだった。ライブ開始まで2時間もあるから大丈夫と思ったが、想像を遥かに上回る渋滞で車が全然動かない。残り1時間半を切り少し心配になってくる。でも結局1時間前に現地に到着。しかし残り1時間だとそれほど余裕はない。近くで手早く夕食をすませ、すぐに会場入りする。今回はウィンウッドにしては大きな会場で、チケットはソールドアウト。会場前にはチケットを売ってくれ!と声をかけて来る人が数人いた。入り口には警察官が2人立っていて警備をしている。そうでもしないと危ない場所なのかと少し心配になった。結局会場のThe Warfieldに入ったのは公演開始(9時)の20分前。自分の基準からするとかなり遅い方だ。

[前座のステージ。メンバーの1人に度肝を抜かれる]
会場入りしたとき、今日の前座はもう終わっているはずだと思った。でもステージを見ると明らかに彼らはまだプレイしていない!9時から演奏開始するのは前座だったのだ。スティーブだけ見ようと思ったのに予定が狂うことになった。事前にそう知っていたら、渋滞で心配することなんてなかったのに。。。
さて今回の前座はThe Wood Brothers. ウィンウッド オンリーの自分にとって前座は特に興味はない。だけどこの際聞いてみることにした。ギター、ウッドベース、パーカッションの3人での演奏。フォークとカントリーが混じっているような感じ。アコースティック系なのでちょっと新鮮な感じがする。ウィンウッドが好きそうなバンドだとも思わなかったが、どうして彼らが前座に選ばれたのか多少気になった。ウィンウッドがTom Petty (2008)やSantana (2010)と一緒に回ったときは、彼らにお願いされて前座を引き受けたわけだ。そう考えると今回はウィンウッドがThe Wood Brothersを指名したのか。。。そう思っているうちにメンバー紹介になった。バンド名の通り、このバンドは兄弟で結成されている。バンドのリーダー(g)がベース奏者を紹介する。『弟のクリス・ウッドです。』これを聞いて愕然とした。なんとトラフィックのChris Woodと同姓同名ではないか!!ひょっとしてそういう事実を事前に知った上でスティーブは彼らを指名したのか?!そんなことがあり、彼らのライブ中はベース奏者の方ばかり見てしまった。。。(後で調べてみたけどやはりTrafficのChris Woodとの接点は見つからなかった。ちなみに彼に関することはこちらに)(注:このバンドのクリス・ウッドはMedeski Martin & Woodのベーシストだということが分かりました。Donsanov様コメントありがとうございます!!)

[いよいよスティーブ・ウィンウッドのステージ]
前座があったので、ウィンウッドのステージはなんと午後10時からだ。土曜日とはいえ、開始が遅すぎる!発売されてからすぐにチケットを買わなかったので、自分の席はかなり後ろ(最後列から8列目)で中央右寄りの2階席。ここはかなりの急斜面でこんな高い場所で見るライブは初めてだ!でも全体がよく見渡せる。会場は50−60代の人達でいっぱいだけど、それはどこの会場でも同じだ。やはりトラフィックを生で体験した人も多いのだろうか。でもウィンウッドはクラプトンと全米ツアーをしたんだし、もっと若い人が来てもいいのではないかと思うのだが、そういう効果は全然なかったのだろうか。。。

(後編に続く)

2012-11-11

San Francisco 公演に行ってきました!

11/10にサンフランシスコのThe Warfieldで行われたウィンウッドのソロライブに行ってきました!比較的大きい会場だったけど、チケットはソールドアウトで会場はかなり盛り上がりました。

Steve Winwood
The Warfield , San Francisco, CA
22:05-23:46 (1h 41m)

Setlist:
1. I'm a man
2. Fly
3. At Times We Do Forget
4. Can't find my way home
5. Dirty City
6. Low Spark of High Heeled Boys
7. Empty Pages
8. Light Up or Leave me Alone
9. Higher Love
Encore
10. Dear Mr. Fantasy
11. Gimme Some Lovin'

Steve Winwood: Vo, org(1-3,6-9,11), g(4,5,10)
Jose Neto: g (all except 10)
Paul Booth: Tenor Sax(1,6-9,11), Soprano Sax(2,7), org(4,5,10), Flute(3), Irish Whistle(2), Perc, BVo
Cafe da Silva: Perc (all except 10)
Richard Bailey: Dr

まったく代わり映えのしないセットリストだけど、どの曲も多いに盛り上がり、非常にいいコンサートでした。ウィンウッドのライブはいつ行っても演奏のクオリティが高いです。コンサートのハイライトはというと、、、どの曲も盛り上がったので、選ぶのが難しいけど、1曲選ぶなら20分の長い演奏になったLight Upでしょうか。
結局Keep on runningはやらなかったけど、正直そんなことはどうでもいいという気持ちにさせられます。もっと詳細を書きたいけど近いうちに。写真をいくつか。

会場のThe Warfield


 
Fly

Can't find my way home



2012-11-09

ロンドンでのリハーサルとKeep On Running

西海岸ツアーが今日スタートしました。スティーブのFacebookにはロンドンのVictoria & Albert Museumで行われたリハーサルの写真が大量にのってます(日付は不明だけど最近でしょう)。随分立派な所でリハをするんですね。今回のバンドのラインアップはパーカッションがCafeになっている以外は同じです。彼は2003-2004のツアーの時のレギュラーメンバーでした。また『リハ』のセットリストによれば演奏したのは7曲で(1. I'm a man, 2. Empty Pages, , 3. Can't find my way home, 4. Keep on running, 5. Higher Love, 6. Gimme Some Lovin', 7. Dear Mr. Fantasy)、なんとKeep on runningが入っているのにはびっくり。この曲はヨーロッパ(特にイギリス)でのライブでよく演奏されるけど、なぜかアメリカではほとんど演奏されていません。このジンクスが今回のツアーで破られるのであろうか。。。

Keep on runningと言えば自分には2007年のハイクレア城でのライブ(近年クラプトンとの共演活動が増えたのはこのライブがきっかけ)が思い出される(これはライブ中継を見ました)。そのときはこの曲でスティーブはオルガンでした(ご存知のようにSpencer Davis Groupの時はリードギター)。またサックスのポール・ブースはこの曲ではステージに立っていませんでした。今回のリハではどうだったのでしょうか。。。(ちなみにここ2−3年のライブではファンタジー以外の全ての曲を5人全員で演奏する傾向がある)。またハイクレア城ライブではこの曲の演奏後にクラプトンが登場するので、もしこの曲が今回のツアーで演奏されたら、次に同じ事を期待したくなってしまうかも。

2012-11-07

いよいよ2012秋の北米西海岸ツアー

今週の金曜日からいよいよ今年の秋のアメリカ・カナダの西海岸ソロ・ツアーです。20日間で全14公演。今年5月に東海岸ツアーをしたので、それに対応しているのでしょう。60代半ばの年齢で毎年ライブをやってくれるのはうれしいが、レコーディングの話が全く出てこないのはちょっと残念。ボーカルもまだまだ健在なのだから、元気なうちに新曲でいいからいくつかだしてほしいものだ。

2012-11-09   Las Vegas, NV  The Pearl Concert Theater
2012-11-10   San Francisco, CA The Warfield
2012-11-12   Seattle, WA   McCaw Hall
2012-11-13   Vancouver, BC  Canada Orpheum Theatre
2012-11-14   Portland, OR   Arlene Schnitzer Concert Hall
2012-11-16   Los Angeles, CA Greek Theatre
2012-11-17   Indio, CA    Fantasy Springs Casino
2012-11-18   Tucson, AZ   Fox Tucson Theatre
2012-11-20   Denver, CO   Paramount Theatre
2012-11-23   Thackerville, OK Winstar Casino
2012-11-24   Catoosa, OK   Hard Rock Hotel & Casino
2012-11-25   Austin, TX    ACL Live at The Moody Theater
2012-11-27   San Antonio, TX Majestic Theater
2012-11-28   Houston, TX   Bayou Music Center

会場のリストを見ると、カジノでのライブが3つある。依然としてそういう所でやるのが好きなようだ。セットリストは近年ほとんど代わり映えしないけど、今回もそうなのか。それからバンドのラインナップもまだ発表になってません。おまけにウィンウッドのオフィシャルサイトもひっそりしています。従ってツアーもこっそり開始となるのか、またはこれは嵐の前の静けさなのか。。。