2012-11-15

San Francisco公演(11/10)のライブレポート(前編)

[会場へ向かう]
今回はサンフランシスコでのライブなので、渋滞を考えて早めに会場に向かったつもりだった。ライブ開始まで2時間もあるから大丈夫と思ったが、想像を遥かに上回る渋滞で車が全然動かない。残り1時間半を切り少し心配になってくる。でも結局1時間前に現地に到着。しかし残り1時間だとそれほど余裕はない。近くで手早く夕食をすませ、すぐに会場入りする。今回はウィンウッドにしては大きな会場で、チケットはソールドアウト。会場前にはチケットを売ってくれ!と声をかけて来る人が数人いた。入り口には警察官が2人立っていて警備をしている。そうでもしないと危ない場所なのかと少し心配になった。結局会場のThe Warfieldに入ったのは公演開始(9時)の20分前。自分の基準からするとかなり遅い方だ。

[前座のステージ。メンバーの1人に度肝を抜かれる]
会場入りしたとき、今日の前座はもう終わっているはずだと思った。でもステージを見ると明らかに彼らはまだプレイしていない!9時から演奏開始するのは前座だったのだ。スティーブだけ見ようと思ったのに予定が狂うことになった。事前にそう知っていたら、渋滞で心配することなんてなかったのに。。。
さて今回の前座はThe Wood Brothers. ウィンウッド オンリーの自分にとって前座は特に興味はない。だけどこの際聞いてみることにした。ギター、ウッドベース、パーカッションの3人での演奏。フォークとカントリーが混じっているような感じ。アコースティック系なのでちょっと新鮮な感じがする。ウィンウッドが好きそうなバンドだとも思わなかったが、どうして彼らが前座に選ばれたのか多少気になった。ウィンウッドがTom Petty (2008)やSantana (2010)と一緒に回ったときは、彼らにお願いされて前座を引き受けたわけだ。そう考えると今回はウィンウッドがThe Wood Brothersを指名したのか。。。そう思っているうちにメンバー紹介になった。バンド名の通り、このバンドは兄弟で結成されている。バンドのリーダー(g)がベース奏者を紹介する。『弟のクリス・ウッドです。』これを聞いて愕然とした。なんとトラフィックのChris Woodと同姓同名ではないか!!ひょっとしてそういう事実を事前に知った上でスティーブは彼らを指名したのか?!そんなことがあり、彼らのライブ中はベース奏者の方ばかり見てしまった。。。(後で調べてみたけどやはりTrafficのChris Woodとの接点は見つからなかった。ちなみに彼に関することはこちらに)(注:このバンドのクリス・ウッドはMedeski Martin & Woodのベーシストだということが分かりました。Donsanov様コメントありがとうございます!!)

[いよいよスティーブ・ウィンウッドのステージ]
前座があったので、ウィンウッドのステージはなんと午後10時からだ。土曜日とはいえ、開始が遅すぎる!発売されてからすぐにチケットを買わなかったので、自分の席はかなり後ろ(最後列から8列目)で中央右寄りの2階席。ここはかなりの急斜面でこんな高い場所で見るライブは初めてだ!でも全体がよく見渡せる。会場は50−60代の人達でいっぱいだけど、それはどこの会場でも同じだ。やはりトラフィックを生で体験した人も多いのだろうか。でもウィンウッドはクラプトンと全米ツアーをしたんだし、もっと若い人が来てもいいのではないかと思うのだが、そういう効果は全然なかったのだろうか。。。

(後編に続く)

2 件のコメント:

donsanov さんのコメント...

The Wood Brothers のベースがクリス・ウッドと読んで、メデスキー・マーティン&ウッドのことを思い出しました。このバンドのベースがやはりクリス・ウッドなんです(ちなみにメデスキーがバリバリのハモンド奏者で、彼らの Shack Man というアルバムが大好きです)。ベーシストに同姓が二人も?というのも凄いな~と思いましたが、どうやらこの二人は同じ人物のようですね。

shige さんのコメント...

詳しいコメント大変感謝です!!自分がつけたリンクにMedeski〜のことがちゃんと書いてありましたね(汗)。読んでませんでしたが。。。レポには注をつけておきました。彼らが前座になった理由のヒントが見えてきたような気がします。
それからこんどShack man聞いてみます。