2025-09-24

Dave Masonが音楽活動から引退

 先週Dave Masonが音楽活動からの引退を発表しました。現在79歳で60年間活動をしたそうです。ご苦労さまでした!引退発表の記事を読むとTrafficのメンバーだったとは書いてあるけど、WinwoodやJim Capaldiの名前は出てきてません。。。Dave Masonといえば、2004年のロック殿堂入りの時にTrafficのメンバーと再会、でもその時のDear Mr. Fantasyの演奏は彼なし()で行われ(Winwood, Capaldi, Randall Bramblett (key)の3人が演奏)、その代わりにDaveと参加者全員でFeelin' Alrightを演奏した(注2)というのがちょっと変わってました。もちろん普通はバンドメンバー全員で1曲やるのが恒例です。でも結果としてTrafficの曲が2曲演奏されたのがファンにはうれしいところか?

(注)Daveはこの曲のレコーディングではベースを弾いたし、またベースはもう何十年も弾いていない、だから参加は不可能だと言っていた。

(注2)公式にはこの演奏はDave Mason & The Rock Hall Jam Bandとなっています。だけど曲の出だしで、スティーブのキーボード、デイブのギター、ジムのパーカッションが次々に映し出されて、Trafficを印象付けています。

この時のTraffic殿堂入りを告げるDave Matthewsのスピーチはとても長いけどすごくユニークで面白い。彼のスピーチは前置きが非常に長く、聞いているとそれとTrafficと何の関連があるの!?と思いたくなるが、最後の最後になって、だからDear Mr. Fantasyの曲に救われたんだ!と言っています。その次に行われたTrafficのメンバーのスピーチもそれぞれの人柄が出ていてとても興味深い。やはりジムは話がうまくて面白い。日本語にすると味が失われてしまうけど、その昔バンドの名前としてTrafficを提案したのが彼で、そしたら40年近く経ってTrafficが殿堂入りしたので、若い時のアイデアがどんなにデンジャラスなものかわかるでしょう!と言ってます。最後に彼は『トラフィックよ永遠なれ!』と言ってスピーチを終えています(だけど彼は翌年惜しくも他界)。Dave Masonは、『ロックは年齢じゃない、気持ちの持ちようだ』と言っているのが印象的。スティーブはステファニー(クリス・ウッドのお姉さん)の手を引いて共にマイクに近寄り、短く感謝の意を表してます。言葉は少ないけどとても満足している感じがよくわかります。


ところでDave Masonのコンサートは今まで2回観ました。観たと行っても、ウィンウッドと同じフェス(2005年のSummerfest)でライブをしていたので、行ってみたという感じですが。Daveのライブの次の日にスティーブがライブだったので、ニアミスでしたね。その時書いたライブレポ(Summerfest 2005)に、Dave Masonのレポものせてあります。惜しまれるのは、カメラは持ち込み禁止だと思っていたので持っていかず、彼のライブの写真は一枚もないことです。。。入場して初めて、実はOKだと知ったので、翌日のウィンウッドのライブの時はカメラを持ち込み写真を取ることができました。

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