Steve Winwood Live at Jazz Aspen Snowmass (Aspen, CO)
セットリスト:
1. Empty Pages (7分)
2. Bully (6分)
3. Can't find my way home (6分)
4. Medicated Goo (6分)
5. Light up or leave me alone (12分)
6. Higher Love (7分)
7. Back in the high life (9分)
8. Dear Mr. Fantasy (10分)
9. Low Spark of high heeled boys(17分)
10. Crossroads (7分)
アンコール
11. Why Can't We Live Together (7分)
12. Gimme Some Lovin' (7分)
Steve Winwood Vo (all), org(1,2,(3),5,6,9-12), mand(7), g(3,4,8)
Jose Neto g (All except 8)
Paul Booth ts(1,2,5,6,9,10,12), FL(8), BVo(5-7), org(3,4,7-8), perc(5,9)
Kar Vanden Bossche Perc (All except 8), BVo (6)
Richard Bailey Dr
大自然に囲まれた町、アスペンへ
以前からぜひ一度は訪れてみたかったコロラド州のアスペン!今年のライブ第一弾はここに決めた。 アスペンは言うまでもなく冬はスキー、夏は避暑地として有名な場所だ。山あり谷ありで景色もすばらしい。 この時期は山頂付近に雪もまだ残っていて、雪解け水からなる小川や小さな滝、それに湖もたくさんある。 アスペンにいればそんなに遠出をしなくても町中いたるところにそういうところにお目にかかれる。まさに大自然に囲まれた町だ。 ライブをするのにここ以上に環境のいい町もそうないだろう。
今年の全米ツアーはいかに?
アスペン入り
Highway #82(インディペンデンス・パス)からの眺め
アスペンには昼過ぎに着いてすぐに観光案内所に行き、この町の情報を入手した。 ウィンウッドのライブが行われるJazz Aspen Snowmassの会場がそのすぐ近くだということに気がついたので、まずそこへ下見に向かうことにした。
Jazz Aspen Snowmassのライブ会場
リハーサルを聞きながら昼寝!
ライブ会場の隣にもきれいな小川が
会場入り
いよいよウィンウッド・ライブ!
9時過ぎに待望のライブが開始。注目の1曲目はEmpty Pages。 だがアンプのスイッチが入ってないのか、楽器の音量が全然出ていないし、ボーカルはまったく聞こえない。 スタッフがステージを走り回り、やっとスイッチが入って一安心。 でもこの曲が途中までインストバージョンになってしまったが。自分の席では音もかなりよく聞こえるので満足だ。観客も最初からかなり熱狂的だ。 一曲目が終わってスティーブのMCが始まる。アスペンの自然は素晴らしいと言っていた。2曲目のBully はとても迫力があってびっくりした。ドラムがとても好調だし、オルガンベースの音もずしんと響いてくる。 そういえば去年自分が行ったライブではこの曲をやらなかったので、このメンバーでの演奏を聞くのはこれが初めてだ。次はCan't Find My Way Home。 ブラインド・フェイスの曲だ。去年と同じく出だしはスティーブがオルガンを弾き、ポール・ブースが後を引き継ぐ連係プレーがみられたが、 去年とは比較にならないほどスムーズになっている。でもこの曲で一番うれしかったのは、ジョゼがスティーブとともにギターを弾いたことだ! 去年までは彼抜きでの演奏だったのでびっくりだ。 クラプトンと一緒にやった5月のハイクレア城でのコンサートで、スティーブは黒のテレキャスを弾いていたが、今回は去年の全米ツアーのときと同じ茶色っぽいテレキャスだった。ジョゼは出だしからアルペジオを弾いている。 スティーブのボーカルの高い音も難なくでているし、バックの演奏もとてもいい。この曲を聴いているとじつに幸せな気分になってくる。 スティーブが水色のストラトに持ち替えて、今度はMedicated Gooだ。 スティーブのギターソロはあいかわらずいい。ジョゼはギターでベースのパートを主に弾いている。
観客が熱狂的
いよいよアンコール
アンコールの1曲目はWhy can't we live together。サックスのポールが抜けて4人での演奏。熱狂的な観客もここではスティーブの素晴らしい歌声にじっくり耳を傾ける。 もちろん最後はGimme some lovin'でしめくくる。"ヘイ!"のかけ声にあわせてステージ上部のライトが光り、観客席を照らす。 今日はやや短めのセットリストであったが、充分満足のいくライブだった。自分の席は少し後ろのほうだったが、音もとても良かった。 最後は皆立ち上がって拍手を送っている。今日のライブは最初から最後までずっと盛り上がっていた。おそらく熱狂的な観客が多数集まっていたのだろう。 翌日のAspen Timesの記事にウィンウッドのライブ評がでていたが、ディレクターのコメントによると、 ウィンウッドのライブほどスタンディング・オベーションが長かったのはJazz Aspen Snowmassの歴史が始まって以来だそうだ! そのようなライブを観ることができて、自分も非常にうれしい。今日のライブを総括すると
アレンジ自体は去年とほぼかわらない曲が多かったが、去年から一緒にやっているメンツなので、とても息の合ったいい演奏だったと思う。 スティーブのボーカル、オルガンはもちろんネトのギター、ポールのサックス、それにパーカッション、ドラムも絶好調だった。 去年も思ったがこのメンバーはAbout Timeのツアーでは最強だと思う。 それから会場の大型スクリーンに映されたオルガンの真上からの映像をチェックしてみたが、どうやらスティーブはオルガンのベースを左手と左足で同時に弾くこともけっこうあるようだ。 あとで調べてみたのだが、これはオルガンベースの奏法としてはよくある弾き方のようだ。 今日のライブでは写真は禁止だったのが残念だったが、そのかわりセットリストとスティーブのギターピックをおみやげにもらいました! アスペンのような素晴らしい場所でライブを堪能することができてラッキーでした。ツアーは始まったばかりなので、スティーブの旅はまだまだ続く。自分も同じく。。。
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