2017-04-25

Winwoodのインタビュー

ウィンウッドの最新インタビュー記事が出ました。でも大したことを語っていませんが。。。記事によると、今回のツアーでは娘さんのLilly Winwoodが前座だそうです。記事中に最新情報などはなく、基本的にいつも語っているようなことしか言ってません。でもひとつだけ面白い話がのってました。『何年前だったかライブ終了後ある人に、いいコンサートだったのにどうしてライブ最後の曲(Gimme Some Lovin')がブルース・ブラザーズのカバーだったのか、と聞かれてなかなか愉快だと思った。それがSpencer Davis Groupの曲だと知らない人は多くいるのかもしれない。』

今回のツアーが始まってからもう数公演終わっているのに、オフィシャルのfacebookなどに最新情報が出ませんね。以前と違って担当の人がいないのでしょうか。。。

2017-04-24

2017 Steve Winwood 東海岸ツアーのセットリスト

4/21 The Beacon Theatre, New York, NY
4/22 Tower Theater, Upper Darby, PA

1. Back in the High Life Again
2. Pearly Queen
3. I’m a Man
4. Fly
5. Them Changes (Buddy Miles cover)
6. Can't Find My Way Home
7. Had to Cry Today
8. Low Spark of High Heeled Boys
9. Empty Pages
10. Light Up or Leave Me Alone
11. Higher Love (with Lilly Winwood)

Encore:
12. Dear Mr. Fantasy
13. Gimme Some Lovin' (with Lilly Winwood)


Steve Winwood: Hammond organ, mandolin, guitar, vocals
José Neto: Guitar
Paul Booth: Saxophones, flute, keyboards, vocals
Richard Bailey: Dums
Edwin Sanz: Percussion
Lilly Winwood: Backing vocals (Higher Love and Gimme Some Lovin’)

Back in the high lifeがオープニングとは珍しい。この曲は近年ライブであまりやりませんでした。末娘のLilly WinwoodがHigher LoveとGimme Some Lovin'に参加しています。またパーカッションは新メンバーのEdwin Sanzです。


2017-04-19

Had To Cry Todayのレコーディング秘話

The Great British recording studios / Howard Massey著という本を図書館で見つけました。1950-80年代のイギリスのレコーディングスタジオの状況を詳細に記録してあります。紙質もよく、昔の写真も見ごたえがあります。当時の録音やスタジオに興味のある方はぜひどうぞ。

ウィンウッドが使用したスタジオもいくつかのっています。Olympic Studio (Traffic, Blind Faith), Island Studio (Traffic, Go), Basing Street Studio (Winwood solo)。この本にBlind FaithやGoの録音に関する話が出ています。また、ウィンウッドのファーストアルバムで使われたIsland Mobileの詳細も出ています。自分は録音機材等には詳しくないので、この本の重要性が十分理解できないのが残念ですが。。。

でもBlind Faith(1969)のHad To Cry Todayの録音エピソードは面白かったです。この曲はクラプトンとウィンウッドのギターバトルが印象的。録音エンジニアのAlan O’Duffy氏によれば、この曲は9分近くと長いので、録音で何かエキサイティング効果を出したかった。エコーなどいろいろやってみたが満足いく出来ではなかった。そこで、ちょうどハンドヘルドのマイクで楽器のスピーカーから出る全体音を拾っていたので、曲の一部でそのマイクを頭上でぐるぐる回してみた。そしてそれを聞いてみたら意外にもエキサイティングだったのでその部分を挿入した(6:41から6:51まで)。音もぐるぐる回っていますね。録音でしか出せない技でしょう。

Had To Cry Today (by Blind Faith)



2017-04-10

今年のヨーロッパツアー(夏)とUSA西海岸ツアー(秋)

もうすぐ 4/20から5/10までウィンウッドのアメリカ東海岸ツアーが始まります。

それから、ウィンウッドはFBなどで小出しにしているけど、今年のその他のツアーの情報も上がってきています。オフィシャルのイベントページbestclassicbands.comに出た情報をまとめました。

Steve Winwood: Solo Tour (Europe),  Summer 2017

2017-07-04 Bristol, UK @ Colston Hall
2017-07-05 London, UK @ Hammersmith Apollo
2017-07-07 Rotterdam, Holland @ North Sea Jazz Festival [追加]
2017-07-08 Brugge, Belgium @ Cactus Festival [追加]
2017-07-11 Zurich, Switzerland @ Kaufleuten
2017-07-12 Munich, Germany @ Tollwood Festival
2017-07-14 Stuttgart, Germany @ Jazzopen Stuttgart
2017-07-16 Gardone Riviera, Italy @ Teatro Vittoriale 
2017-07-17 Pordenone, Italy @ Pordenone Blues Festival

Steve Winwood: Solo Tour (USA), Fall 2017

2017-09-01 Santa Ynez, CA @ Chumash Casino [追加]
2017-09-02 Indio, CA @ Fantasy Springs Resort & Casino [追加]
2017-09-03 Reno, NV @ Grand Sierra Resort [追加]
2017-09-05 Saratoga, CA @ The Mountain Winery
2017-09-06 Oakland, CA @ Fox Theater [追加]
2017-09-08 Woodinville, WA @ Chateau Ste Michelle Winery
2017-09-09 Goldendale, WA @ Maryhill Winery
2017-09-11 Santa Rosa, CA @ Luther Burbank Center for the Arts [追加]
2017-09-13 Los Angeles, CA @ Hollywood Bowl (w/ Mavis Staples)
2017-09-14 San Diego, CA @ Humphreys Concerts By The Bay
2017-09-16 Denver, CO @ Ellie Caulkins Opera House [追加]
2017-09-17 Telluride, CO @ Telluride Blues & Brews Festival
2017-09-19 Irving, TX @ The Pavilion at Irving Music Factory
2017-09-20 Austin, TX @ Austin City Limits Live at The Moody Theater [追加]
2017-09-21 Sugar Land, TX @ Smart Financial Centre [追加]
2017-09-23 Hartford, CT @ Xfinity Theatre [追加]
2017-09-24 Wantagh, NY @ Jones Beach Amphitheatre [追加]

両方とも日程に余裕があるので、まだ追加がありそうです。ヨーロッパツアーは4年ぶり(前回のツアー2013年)、また秋のアメリカツアーは西海岸中心ですね。

jambase.com に追加情報が出ました!
zumic.comに追加情報が出ました!

9/23, 9/24は東海岸です!

2017-04-03

Chuck BerryとSteve Winwood (続編)

さらに情報が出てきたので、追加の記事です。
実は自分が持っている本により良い情報がのってました!The Rock and Roll Hall of Fame -- The first 25 yearsの本です。チャックベリーのジャムセッションでは以下の曲が演奏されました。リハや事前の計画はされてなかったそうなので、ほぼその場の思いつき?で進行していったようです。前回書いたRoll over Beethoven とReelin' and Rockin' に加えて以下の曲が演奏されました。ウィンウッドがこの全てに参加したのかはわかりませんが。

・Jonny B Goode (winwoodはBilly Joel, Neil Young, Keith Richardsとともにバックボーカル)
・Whole lot of shakin’ going on
Gimme Some Lovin’ (もちろんWinwoodがオルガン、他の参加ミュージシャンはChuck Berry, Neil Young, Keith Richards, Billy joel, Jerry Lee Lewis)

そして最後に
・Proud Mary (ほぼ全員が参加)

ここでやったGimme Some Lovin’に関しては、ギタリストが多く参加しているのでどういう演奏になったか興味津々です。この曲は当時TV放映されなかったのか?もし映像に残されていたなら出てこないものか。。。リハなしのジャムセッションが本当だとすると、この曲のようにオルガンがメインの曲でギターが多く加わるというのはどういう感じなのか。この3年前に行われた1983年のARMSコンサートでこの曲をやったときはクラプトンらがギターで参加したけれど、当時そのバージョンがどれほど知られていたのか分からない。スペンサー・デイビス・グループのバージョンが基本なのかもしれない。それにしてもこのジャムセッションは殿堂入りした人たちを祝うために行ったと思うけど、なぜこの曲をやることにしたのか、その 辺りの経緯も興味がある。