2016-09-27

新作を渇望されているミュージシャンのリストにWinwoodがランクイン

10 Living Musicians We Want Music From Again (この10人の生存ミュージシャンの新作をもう一度)と題する記事にウィンウッドがランクイン。。。記事ではブランクが長いミュージシャン10名を取り上げていて、近年のアルバムなどについて書いてあります。スティーブのところでは、一番最近のアルバムは2008年のNine Lives, その前は2003年でタイトルは皮肉にも(注)About Timeだと伝えています。(注:数年のブランクがあったからこそ、今がその時だ!の意味が感じられる)

そういう観点でみると、Nine Livesのタイトルは、1976年のソロデビューから30年かけてやっとアルバム9枚出せた、とも感じられてしまう。ちなみにここにランクインしている10名中ウィンウッドよりもアルバムのブランクが長いのは1名のみ。もし『次』があるのならば、10作目のアルバム名の予測は It’s about time again!とでもなりそうですね。でも最後にアルバムの話からそれるけど、ブランクの長さとは裏腹にウィンウッドは2003年から現在まで14年連続でツアーをしています。これはすごいと思いますが。

(参考)過去のブログ記事に It’s about time のタイトルに関する話題が、またコメント欄に過去のアルバム名に関する興味深い話がのってます。


2016-09-11

Traffic (1967)の貴重なライブ映像

1967年12月22日にロンドンで行われたTrafficのライブ映像を見つけました。なんとDave Masonがステージにいます、しかもベースです!!これはかなりのレアものですね。時期的には、デビューアルバムMr. Fantasyの発売がイギリスで1967年12月なので、トラフィックのライブ映像としては最古でしょうか。

Traffic (1967-12-22)
Christmas on Earth Continued  (Olympia, London)

(1) Dear Mr. Fantasy
(2) Giving To You

Steve Winwood - Organ/Guitar/Vocals
Jim Capaldi - Drums/Vocals
Chris Wood - Sax/Flute/Organ
Dave Mason - Bass/Guitar/Vocals

(1)でDave Masonは(上記アルバムでの演奏と同じく)ベースを担当。ウィンウッドは当然ギター。若さあふれる歌いっぷりが見れます。(2)でMasonはギターだけど、彼の長いソロの時に観客の映像が延々と流れているのが残念。もっとステージの映像をみたかったけど。ウィンウッドはオルガンです。左足が動いているのが見えるので、すでにこの時から足でオルガンベースを弾いていたんですね。



ちなみにこれはChristmas on Earth Continuedというイベントからの映像です。これには、Jimi Hendrix Experience, Eric Burdon, Pink Floyd, The Move, Soft Machine, The Tomorrow,などのバンドが出演。The Whoは出演キャンセルし、Trafficは当初の予定にはなかったが、急遽出演したそうです(The Whoの代わりだったのか)。(全出演者の情報はイベントのポスターを参照) これだけの豪華イベントなのに宣伝不足と悪天候のため会場は満員には程遠く、しかも予定されていた映像のリリースは映像の質が悪く中止になったそうです。。。。

このライブではTrafficが他にも弾いた曲があるはずなので残りの映像が出てくることを期待!!曲によってはMasonはシタールなどを弾いたのでしょうか?? ちなみに投稿者の説明を読むと、Hole in my shoe(1967年8月発売)とHere We Go Round the Mulberry Bush (1967年11月発売)も演奏されたようです。
それからMasonがいるトラフィックのステージは、以前紹介したGlastonburyでのGimme Some Lovin'の映像(1971)もあるけど、それぐらいですかね。