2011-03-31

John Barleycornのソロ・アコギバージョン

ウィンウッドのオフィシャルサイトのニュースに新しい(?)メーリングリストのお知らせが出ました。これに登録するとウィンウッドのアコギのソロパフォーマンスによるJohn BarleycornのMP3がもらえます。これは今年の録音です。

聞いてみたけど、ギターはトラフィックのアルバムバージョンとほぼ同じ。でも当然ながら聞き慣れたクリスのフルートとジムのタンバリン&ボーカルがないから、なんかちょっと寂しい感じもする。でもなぜこの似たようなバージョンをわざわざ再録することにしたのか。スティーブがこれをソロでやったのは自分の知る限りこれが初めてだし、またこの曲はTrafficでしか演奏しないものだと思っていたので、このソロ演奏は実に意外な気がした。多分この『ほぼ同じバージョンの再録』にはスティーブのトラフィック、特にクリスとジムへの思いがこめられているのだろう。だからSpanish Dancerの再録の時のようにがらりと変えることをせず、トラフィックのバージョン通りにしたのかも。いずれにせよこれはファン必聴ですね。そしてこれを気に入ったら、同じ演奏のビデオバージョンもどうぞ。これもぐっときます。オフィシャルサイトのストアなどから購入できます。

2011-03-26

Robbie Robertsonの新譜が日本で発売

3/23に Robbie Robertson の新譜 How to Become Clairvoyant が日本で発売になりました。アメリカではまだ発売になってないので、日本のサイトで試聴してみました。ウィンウッドは The Right Mistake、Fear of Falling、She's Not Mine の3曲でオルガンを弾いています。またこれら3曲にはエリック・クラプトンも参加してます。日本のiTunesストアにはShe's Not Mineの別ミックスバージョンがありますね。

2011-03-25

先日の大震災に関連して

3/11に発生した東日本大震災で被災されたすべての方々にお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心から願っています。すでに赤十字に寄付はしました。

ところで、ミュージシャンによる被災者支援のためのチャリティー活動がいろいろ出てきてますね。 ウィンウッドにもぜひ何らかの形でチャリティーに参加してほしいです。クラプトンはチャリティー好きで親日家だから、何か企画を考えていると信じたい。もしそうなら多分ウィンウッドも誘われるでしょう。

2011-03-10

John Barleycorn Must DieのDeluxe Editionを入手!

トラフィックのジョン・バーリーコーン・マスト・ダイのデラックス・エディション(CD2枚組, Made in Germany)が届きました。思ったよりも豪華な作りで、さすがはデラックス。23ページのブックレットは(まだ読んでないけど)、レアな写真も満載です。

1枚目はオリジナルの6曲がリマスター、2枚目は別ミックスが3曲とライブの曲が7曲収録。ライブの方は1970年11月18,19日との録音となっているけど、11/18の音源はブートで出まわってるし(Wolfgang's Vaultのサイトですべて聴けます)、そんなのを収録して『デラックス』って言えるのかと思ってたけど、、、実はライブの曲は1曲を除いてすべて11/19の演奏のようです。これにはびっくり、というかやられました。。。Empty Pagesだけは11/18の演奏のようだけど、聞き比べてみると異なる部分もあったので、ひょっとしたら編集されているのかな (あるいはこれもやはり11/19なのかも。分かる方教えて下さい)。自分が特に気に入ったのはアップテンポで演奏されるGlad。これにはシビレました。後半のスティーブのオルガンソロも刺激的で最高です。皆さんもぜひ楽しんでくださいね。
もうちょっと聞き込んでから続きはまた次回。 

DISC 1 (THE ORIGINAL ALBUM REMASTERED)
01: Glad ( 6:59 )
02: Freedom Rider ( 5:30 )
03: Empty Pages ( 4:34 )
04: Stranger To Himself ( 3:57 )
05: John Barleycorn Must Die ( 6:27 )
06: Every Mother’s Son ( 7:08 )

DISC 2 (ALTERNATE TAKES & LIVE Previously Unreleased *)

01: Stranger To Himself Alternate mix ( 4:10 )
02: John Barleycorn Must Die First version ( 5:10 )
03: Every Mother’s Son Alternate mix ( 7:01 )
04: Back Stage and Introduction ( 1:44 ) *
05: Medicated Goo Live ( 4:38 ) *
06: Empty Pages Live ( 5:03 ) *
07: Forty Thousand Headmen Live ( 4:50 ) *
08: Who Knows What Tomorrow May Bring Live ( 5:21 ) *
09: Every Mother’s Son Live ( 7:08 ) *
10: Glad / Freedom Rider Live ( 14:40 ) *

*Recorded Live at The Fillmore East on the 18th and 19th November 1970 [Steve Winwood(org, g, Vo), Jim Capadli(dr), Chris Wood (sax,fl,org), Ric Grech(bass, g)]


参考ブログ記事:John Barleycornのデラックス盤(その2)(2011-04-06)

2011-03-05

Robbie Robertsonのソロ・アルバムの詳細

以前紹介したRobbie Robertsonのソロ・アルバムの詳細が出ました(Donsanovさん、情報感謝です)。日本コロンビアのサイトによると、ウィンウッドはこのアルバムに収録のFear of Falling、She's Not Mine、The Right Mistakeの3曲(*)でオルガンを弾いているそうです。またこれら3曲にはクラプトンも参加しているというのも興味深いです。でもウィンウッドは他人のアルバムに参加するときに、自分のスタジオで自分のパートを録音したものをemailで相手に送って済ますことがよくあるので、ひょっとしたら今回もそうなのかもしれません。多少脱線するけど、ちなみにクラプトンはそういうのが嫌いだそうで、Dirty Cityの録音時にはメールで送っていいよとスティーブに言われたのにそれを断ってウィンウッドのスタジオまで来て録音したそうです(以前読んだインタビューから)。

(*)追加と訂正(3/7)クラプトンのサイトによれば、 The Right Mistakeにもウィンウッドが参加。