2012-09-21

Arc of A Diverのジャケのダイバーの絵の詳細

ウィンウッドのフェイスブックにArc of A Diverのデラックス盤の写真が出ました。なかなか良さそうな感じ。ダイバーが飛び込む絵がこれでもか、というぐらいたくさんありますね。でもよく見ると一番左の絵は他と比べて微妙に異なっています。これは今までみたことがないので『新種』ですかね。

ところで自分は以前ここで紹介したKeep on Running: The Story of Island Records をやっと購入しました。(米アマゾンで探したら、この本の新品がたったの$13+送料で売っていたので、超ラッキー。でもなぜか表紙は自分が以前見たのとは違ったけど。)なぜこの話をするかというと、この本にはこのアルバムで使われたダイバーの絵の4つの別バージョンがのっているからだ。従ってアルバムのジャケのバージョンと上の『新種』を含めて、この絵のバージョンは少なくとも6つあることになります。

この絵をデザインしたTony Wrightのサイトにはこの絵とジャケットに関する興味深い話がのってます。彼は(スティーブから渡された)アルバムの曲の初期のミックスを聞きながらデザインをしたそうです。出来上がったのを見せると、スティーブのコメントは『自分がダイブしたらこういう形になるんだろう』(でもちょっと想像できませんが。。。) 色と印刷の事にも触れていて、この少し濁った青色を印刷で出すために手で色をまぜて作り、印刷されたそうだ。従ってUS盤ではオリジナルに忠実になったけど、それ以外の国では残念ながらそうされなかったので劣った色合いになった。(画像検索してみると、確かにこのジャケにはいろんな色があります。緑っぽいのとか灰色っぽいのも。)