2007-06-16

いよいよ全米ツアー!新譜の情報も出始めました。

今夏の全米ツアーがいよいよ6/20から12会場で始まる。それに先立ってウィンウッドの最新インタビュー記事が お目見えしたので、主な内容を紹介しようと思う。気になる新譜は夏の終わりまでにはレコーディングを終える予定だとのこと。今回もAbout Timeの路線を行っているようで、前回同様スタジオでのライブ録音をしているそうだ。レコーディングのバンドのラインアップは Jose Neto (g), Richard Bailey (Dr), Karl Vanden Bossche (perc), Paul Booth (Sax, flute) 。去年と今年のツアーのメンバーと同じである。ちなみにサックスのポール・ブース以外はAbout Timeの録音にも参加している。ウィンウッドは7/28のクロスロード・ギター・フェスティバルで再びクラプトンと共演するわけだが、選曲など2人でい ろいろ検討中のようだ。現在のプランではウィンウッドは自分のバンドを率いて2−3曲演奏し、またクラプトンと共に4−5曲演奏するようだが、詳細はお楽 しみだろう。今夏の全米ツアーでもブラインドフェイスの曲をいくつかやってくれたらうれしいのだが。

まだまだハイクレア城のライブに夢中

先月のハイクレア城でのウィンウッドライブで、クラプトンとともにブラインド・フェイスの曲等を演奏してから1ヶ月がたとうとしているが、いまだにその感動が続いている。コンサートの記事と多くの写真は ライブの翌日にクラプトンのサイトに出たけれど、ウィンウッドのオフィシャルサイトにも同様のものをのせて欲しかったと思っている。それからこの日のウィンウッド・ライブの全映像も入手しました。ブラインド・フェイスの3曲はもちろん、スペンサー・デイヴィス・グループのKeep On RunningやWatch Your Stepなどは何回見てもあきることはない。ウィンウッドの紹介でクラプトンがステージに登場するときに両者が握手して軽く抱き合う瞬間も印象的だ。ところで、後日尋ねてみた人によれば、放送をしたCoutrychannel TVにはDVD化のリクエストが殺到しているそうだ。残念ながら現時点ではその予定はないそうだが。。。でも歴史的なコンサートだったのだから、 ぜひDVDにしてほしいものだ。ハイド・パークの映像のように30数年もファンを待たせることはしないでほしい。

2007-06-09

著名なコレクターのバレルハウス・チャックさんを訪ねました

先週シカゴを訪れた時に、ウィンウッドの大ファンでしかも著名なコレクターでもあるバレルハウス・チャック (Barrelhouse Chuck)さんのご自宅を訪ねることができました。彼はシカゴを中心に活躍する有名なブルースのピアニストです。家に入ってすぐ目に入ったのがウィンウッドのネオンサイン。ジュークボックスもあってボタンをおすとトラフィックやソロの曲などが簡単に聴けるように なっています。CDでしか発売されていない曲はわざわざ特注でレコードを作ってジュークボックスの中にそろえているほどです。コレクション保存用の地下室は6つあり、そのほとんどの棚、引き出し、壁、天井にいたるまでウィンウッド関連のものがびっしり。まさにウィンウッド博物館です。チャックさんが30数年にわたって集め たものの総数は少なくとも2−3000個ぐらいになるでしょうか。レコードやシングルも各国で発売されたものをすべて取り揃えてあります。例えばブラインド・フェイスのオリジナルアルバム(LP)も20枚はありました。でもそれらのジャケットや文字、写真などが一枚一枚微妙に異なっていたのは印象的でし た。またロースパークのピアノのフレーズなどを自ら弾きながら曲の解説をしてくれました。チャックさんに珍しいものをたくさんみせてもらい、またいろんな 興味深い話もきかせてもらって感激しました。機会があればまた会いに行きたいです。ちなみにチャックさんのオフィシャルサイトのギャラリーのページにはウィンウッド関連のコレクションの写真もあります。