2020-05-25

Winwoodのスタジオにも注目!

ビデオに出てくるスティーブのスタジオ内部もよく見ると面白い。まず壁にアルバムのジャケがいろいろ飾ってあります。全てが自分の音楽関連というわけではなさそうですが、まぜ左の壁にはLow Sparkのアルバムのジャケ、右の壁にはBlind Faith, U2のJosua Tree, そしてArc Of a Diverが並んでますね!Arcの上に赤っぽいのが飾ってあって、ひょっとするとTrafficのファーストのMr Fantasyかも?鮮明ではないのでわかりませんが。U2のジャケが飾ってあるのがちょっと不思議。ウィンウッドとU2の接点はほとんどなかったはず。ジャケが特別お気に入りなのか?

それから、録画中にスティーブの愛犬が後ろをちょろちょろ歩いているのも面白い。

ウィンウッドの新しいハモンドオルガンに注目!

ギミサムラヴィンのビデオで使われているこの黒のハモンドは今まで見たことないですね〜。ピカピカなので、多分新しいんでしょう。スティーブの足は動いてないようなので、おそらくベースペダルはないようです(あるいはつけてないだけか)。だからこそベーシストを加えたのかも。この楽器を使いたい音楽上の理由があると思うので、今後のウィンウッドの音楽がどう変わっていくか注目していきたい。コロナの影響で1年も待たなければいけないのが残念だが。

調べたところ、これはViscount社製のオルガンで、著名ジャズハモンド奏者であるJoey Defrancesco のシグネチャーモデルです。Viscount Legend Live Black Signature

追記:Viscount社のオフィシャルサイトには、ウィンウッドがこの楽器を弾いている写真がでてます!!


新ウィンウッド・バンドのGimme Some Lovin'!

6月から始まる予定だった、Steely Danとのジョイントツアーは、コロナの影響で1年後に延期になりましたね。

それに関連して先日ウィンウッドのFB、ツイッターで紹介された新バンドによるギミサムラヴィンのビデオには驚きました!バンドのラインアップががらりと変わり、ベーシストが加入。今までのバンドはベーシストなしで話題になったが、今回はメインのギタリストなしです!


Steve Winwood - "Gimme Some Lovin'" (2020) from Steve Winwood Official on Vimeo.

新バンド:
Steve Winwood (Org, Vo)
Nate Williams (bass)
Tristan Banks (Dr)
Paul Booth (Piano, BVo)
Edwin Sanz (Congas)

・コンガのEdwin Sanzは2017, 2018年のウィンウッドのツアーに参加したので正確には新メンバーとは言えないかな。
・ベースのNate Williamsは(彼のFBページはこれだと思う)、スティーブのようにいろんな楽器を演奏できるようです。
・ドラムのTristan Banksのオフィシャルサイトには、ウィンウッド・ツアーへの参加決定が1/19付けの記事に書いてあるので、今年初めの時点ですでに新メンバーになったようです。
・Paul Boothは以前からのメンバーだけど、2006年から一緒にやってます。

でもこのビデオどうやって撮ったんでしょうか。。。


今までのウィンウッド・バンド(2003-2019)について
ウィンウッドの右腕として活躍してきたJose Netoがいないことで、About Time Nine Livesからの曲は今後ライブでやることはないだろう。ちょっと悲しいが、近年のツアーではそれらのアルバムからの曲はやってないので、自然の流れなのか。最後にJose Netoに会ったのは2017年のライブに行った時。もう会えないかと思うとちょっと悲しい。思えばウィンウッドはJose Netoと2003年から16年間も一緒にやってきたので、心機一転新しいことをやりたかったのかも。ドラムのRichard Baileyとは2006年からなので13年間でした。

思えば2017年に発売のGreatest Hitsのライブ盤が前のバンドの集大成だったのだ。実際それ以来ツアーは3回行っている。
・2017年:ライブ盤発売後にアメリカ西海岸中心のツアー 
・2018年:アメリカ東海岸中心のツアーとヨーロッパツアー
・2019年:イギリスツアー

ライブ盤のプロモーションを兼ねてアメリカとヨーロッパのツアーを終えてから、新しいバンドにしたということになる。今回の新バンド結成はおそらく計画的だったのだ!

関連の話題はまだ続きます。