2016-07-19

夏の全米ライブが終了

ウィンウッドがSteely Danと全米を回ったライブが終了しました(全25公演)。最終公演(7/17 Pittsburgh, PA)のレビュー記事も好意的で、ウィンウッドのライブ中にスタンディング・オベーションが5回起きたと伝えています(その5曲とはI'm a Man, Can't Find My Way Back Home, Low Spark of High Heeled Boys, Dear Mr. Fantasy, Gimme Some Lovin' )。


今回のツアーではオープニング・アクトだったのでライブは1時間。セットリストは毎回同じでした↓

Steve Winwood
2016 US Tour Setlist

1. I'm a man
2. Pearly Queen
3. At Times We Do Forget
4. Can't find my way home
5. Them Changes
6. Low Spark of High Heeled Boys
7. Higher Love
8. Dear Mr. Fantasy
9. Gimme Some Lovin'

セットリストの唯一の例外は、以前書いたようにTampa (6/30)でのライブ。でもジョゼの病気はすぐに回復したようです。だけどこのビデオを見て分かるように、彼は7/3のCamden, NJのライブではずっと座って演奏しました。ちなみにこれはたった17分間でライブが全部見れる不思議なビデオです。

またSteely Danとウィンウッドの共演は実現しなかった模様。

ちなみに前回(2011年)両者がオーストラリア/ニュージーランドのツアーで共演した時のビデオはSteely Danのウェブサイトにのっています。それにこのページにはウィンウッドやバンドの写真もあります。ウェブサイトが充実しているのはうらやましいですね。ウィンウッドのオフィシャルサイトはもうちょっとましにならないものでしょうか。

それからツアーのオフィシャルブログのページはアドレスが変わって復活しています。書いている人は以前と違うようで、毎回2−3公演まとめてのせています。でもまだ全部の記事はアップされてなく、あと2週間分残ってます。書いてあることはそんなに面白くなかったけど、ライブ会場でいい人たち(会場のスタッフなど)に会い、たった1日でさよならして次へ向かう、そして次の場所でも同じことが起きてまた次へ。。。あとバスの中で寝て起きたら次のコンサート会場に着いていて、素敵な街なのにライブ終了後にすぐにそこを出発して次の都市へ向かう、そしてその繰り返し。。。

スティーブはこれで2003年から14年間連続のツアーを終了したわけですが、今まで思い返すと彼が病気でライブをキャンセルしたことは記憶にありません。彼の現在の年齢を考えるとこれはとてもすごいことだと思います。まああれだけ両手両足を動かし、歌も歌っていればかなりいい運動になるのでは、と思いますが。実はスティーブにとってライブは健康を保つ秘訣なのでしょうか。

2 件のコメント:

そら さんのコメント...

ウィンウッドバンドの生ライブ、日本でも聴けたらどんなにいいか…
今、一番聴きたいのはLow spark〜
同じ曲でもアレンジが変わったりするので面白いですね。
彼にとっては大した事ないのでしょうが。

最近、あるミュージシャンのライブに行き
ウィンウッドの音楽の繊細さに、今頃気づきました。
ごめんなさい。

日本にウィンウッドバンドで来てくれる事は期待できないので、
せめてニューアルバム出して欲しい‼︎
ずっーと待っているんですが… 待ってます

shige さんのコメント...

`そらさん、コメントありがとうございます。
ロースパークの演奏は、About Time(2008)の発売以前では17-25分ぐらい(30分近いときもあったそうだ)、それ以降ではだいたい8分ぐらいですかね。近年の短めの演奏ではスティーブのオルガンソロがないのがちょっと残念。いつかピアノでもやってほしいとも思ってますが。

ウィンウッドの来日ソロは2003年のフジロックの時まで遡るので、もう13年前ですか。
2011年にクラプトンと一緒に来日したときに、ついでにソロ公演やるかな?と思ったけど、そうならなかったのが残念です。
おっしゃる通り来日公演はちょっと難しいかもしれません。今年もそうだったけど、アメリカでやるときは前座のライブが多いので、そのパターンの方が実現性が高いでしょうか。例えばSteely Danが来日公演する機会があればそのときに前座として来てもらうとか。。。

ニューアルバムの情報は全然ありませんね。。。