1989-04-07

Steve Winwood Live in Yokohama (1989/04/07)

 初めて見て大感激! 思い出の初来日公演

セットリスト(括弧内は弾いた楽器)

1.Freedom Overspill (org)
2.Take It As It Comes (g)
3.Holding On (g)
4.Hearts On Fire (org)
5.Don't You Know What The Night Can Do (synth)
6.The Finer Things (synth)
7.Low Spark Of High Heeled Boys (p)
8.Glad (p)
9.I'm A Man (Vo のみ)
10.While You See A Chance (synth)
11.Split Decision (Vo のみ)
12.Roll With It (org)
13.Valerie (synth)
14.Higher Love (Vo のみ)
[アンコール]
15.Back In The High Life (Mand)
16.Gimme Some Lovin' (org)

[ウィンウッド、ついに初来日を果たす]
Back In The High Life(1986)とRoll With It (1988)という2枚の大ヒットアルバムを出し、初来日が期待されていたアーチストだったスティーブ・ウィンウッドが遂に1989年に来日公演をすることになった。ラッキーなことに自宅から近い横浜、そして出来たばかりの横浜アリーナでやるのだ。しかも会場のこけら落としである。当時すでに彼の大ファンであったため、チケットは発売日に始発の電車に乗って買いに行った。そのかいあって、なんと前から9列目という非常にいい席をゲットすることが出来た。コンサート当日は、少し早めに会場入りした。席に着くと、まず自分の目の前になにやら家具のようなものが置かれているのが目に入ったが、すぐにそれがハモンドオルガンであることに気づいた。(当時はオルガンはステージに向かって右側に置いてあった。)初来日でこけら落としの会場でどのようなコンサートをしてくれるのか、いやが上にも期待が高まる。

[ライブが始まる]
ライブでは、スティーブはオルガンやボーカルだけでなくギター、ピアノ、シンセ、マンドリンも演奏し、あらためて彼の才能には驚かされました。コンサートが始まるやいなや、Freedom Overspillを目の前で弾かれて自分はもうぶっ飛んでしまった。オルガンのソロがすごく格好よくて、完全にノックアウトされてしまいました。While You See A Chanceのあのイントロを聴いたときはマジで感動しました。本当に彼のファンでよかった。シンセの音がとてもよく、また音量がかなり大きかったので、あのメロディーが自分の体を完全に包みこんで、何とも言えない心地よさがありました。ああ生きてて良かった、とあのときマジで思いましたからね。他に今でも印象に残っている曲ではトラフィックのLow Spark Of High Heeled Boys、Take It As It Comesでのギター、Hearts On Fireでのこれまたえぐいオルガン、Valerieでのシンセソロ、などです。スペンサー デイビス グループのGimme Some Lovin'もアンコールで聴けて良かったです。

[あのときの感動がよみがえる。。。]
最近になって、Nさんからこのライブの映像があることを知り、この思い出のライブを10数年ぶりに味わうことができました。それを見た感想ですが、やはり最近のライブとはだいぶ感じがちがいますね。第一、ステージに9人もいるではないか!それにみんなおしゃれしている。スティーブはもちろんサックスのランダールまでがスーツを着ている。。。それから、I'm a manでスティーブがオルガンを弾いてないのはちょっとショックだ。またSplit Decisionでもギターを弾いてなく、ギターソロのときはギタリストのそばまで行ってギターを弾く格好までしている。やっぱりあのソロは自分が弾きたかったんだろうなあ。。。このライブは自分にとっての初ウィンウッド、しかも初来日。思い出のライブです。スティーブ、本当にありがとう!!

(2005年5月記す)

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