1991-02-02

Steve Winwood Live in Yokohama (1991/02/22)

ウィンウッド、2年ぶり2度目の来日を果たす

セットリスト(括弧内は弾いた楽器)
1.I'm A Man (org)
2.While You See A Chance (synth)
3.Hearts On Fire (org)
4.Another Deal Goes Down (org)
5.One And Only Man (org)
6.In The Light Of Day (vibe)
7.Valerie (synth)
8.Low Spark Of High Heeled Boys (p)
9.Glad (p)
10.Feelin' Alright (p)
11.Medicated Goo (g)
12.Split Decision (g)
13.The Finer Things (synth)
14.Roll With It (org)
15.Higher Love (synth)
[アンコール]
16.Back In The High Life (Mand)
17.Gimme Some Lovin' (org)

[2年ぶりのウィンウッドライブ]

前回の来日から2年が経ち、その間ウィンウッドはニューアルバムのRefugees of the Heartをリリースした。そして、それに引き続くツアーは日本から始まったようだ。しかし前回とは違って、日本では横浜アリーナの一公演のみだった。 実は残念ながらこのライブはよく覚えていないのだ。。。当日自分の席が信じられないほど後ろであることにかなりのショックを受けてしまい、コンサートが始まってからもそのショックから抜け出すことができなかったのだ。でも、前回の初来日とあわせて2回連続でウィンウッドを見ることが出来たのだから、そう言う意味ではとてもラッキーであったにちがいない。しかし当時の自分はまだ若かったのか(笑)、コンサート中も席のことが不満だったようだ。ただいくつか今でも印象に残っていることがある。ライブの一曲目は近年の曲で始まるかと思ったのだが、いきなり I'm a manだったので、びっくりしたのを覚えている。でも、2曲目は自分の好きなWhile You See A Chanceだったのに、それもあまり覚えていない。あと、前回同様トラフィックのGladやLow Spark Of high Heeled Boysをやったが、それに加えてFeelin' AlrightやMedicated Gooをやったのには驚いた。とくに前者はDave Masonの作曲だが、ウィンウッドが歌ったことは今まであったのだろうか。In The Light Of Dayではウィンウッドのビブラフォンのソロが見れてうれしかった。

[映像が残っていた!!]
実は、コンサート当日TVカメラが入っていたことは気づいていたのですが、その後どうなったかは全然チェックしていませんでした。今まで知らなかったのですがこれは後日テレビで放送され、最近そのビデオを入手することができました。(Nさんに感謝!!) いやー、ウィンウッド快調ですね。でもサングラスかけて演奏してたなんて、知りませんでした。当日はよくわからなかったのだが、サックス、ドラムとベースは前回の来日公演と同じメンバー。メンバーは6人と前回より少なめだがどの曲も充実した演奏だ。Russ Kunkelの力強いドラムとLuis Conteの躍動感あふれるパーカッションが印象的だ。一曲目のI'm A Manでのスティーブのオルガンはやっぱりいいですね。前回の来日公演ではI'm a ManとSplit Decisionでウィンウッドはボーカルのみだったが、今回は前者でオルガン、後者ではギターを弾き(ギターソロもお見事)、雪辱を果たしました。いやー、実にいいライブだったんですね、って人ごとのようですが。。。 前述したように、当日の詳しい記憶があまり残っていないのだが、この素晴らしいコンサートが映像で残っていて本当に良かったです。

(2005年5月記す)