2008-10-10

TrafficのSanta MonicaライブのDVD を入手

先月発売されたTraffic の Santa Monica ライブ(1972年)の DVD をゲットしました。ウィンウッドは当時まだ23歳と若く、しかも長髪なので現在とは雰囲気が違いますね。近年のライブではウィンウッドはオルガンをメインに弾いてるけど、Traffic時代のこのライブでは全8曲中5曲でギターを弾いていて新鮮に感じました。後年盗難にあってしまったファイアーバードのギターも弾いていてうれしい限りです。Chris WoodとJim Capaldiの映像も貴重です。この二人とウィンウッドの3人だけで演奏されたJohn Barleycornにはジーンと来てしまいました。Light upでのキャパルディのボーカルも印象的だし、Rainmakerでのリーボップのパーカッション・ソロも見ごたえがあります。間違いなくファン必見の映像ですね!ウィンウッドのソロライブに行くと『70年代にトラフィックのライブに行った』などと言う人に時々出会うけど、彼らが見たのもこういうライブだったのかな。ちなみにこのDVDは米国内の店から入手したけど、リージョンフリーでNTSCでした。
94年の再結成トラフィックのDVD:The Last Great Traffic Jam と合わせてどうぞ。


関連ブログ記事:
2008-08-17 Traffic - Live At Santa Monica のDVDが発売予定
2008-03-09 MSGライブのその後 (ファイアーバードのギターに関して)

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは。いつもお世話になってます。私はLDで所有しておりますが、70'Sトラフィックのライヴは本当に貴重な映像で、オリジナルアルバムに匹敵するほどのディスクですね!ところで以前から気になっていたことがあるのですが、それはこのライヴがSWが死の危機もあったという腹膜炎で倒れる以前なのか復活後なのか、という点です。そもそも腹膜炎事件が明確にいつなのか分からないのが疑問の原因なのですが。自分なりに調べてみると、アルバム "LOW SPARK" の録音が1971年9月(リリースは同12月)で、次の "SHOOT OUT" の録音が72年12月(リリースは73年2月)であり、この映像の収録は72年2月1日のサンタモニカ市公会堂におけるライヴであることから、ちょうどこの2枚のアルバム録音の間に収録されています(曲目を見ても "LOW SPARK" までを収録)。そして腹膜炎事件もアルバムリリースが途絶えている72年説が濃いので、ちょうど時期的には一致しています。この映像のスティーヴ・ウィンウッドはなんとなく病的にも見えますよね(まぁ70年代ってこんな感じなのかもしれませんけど)。よって私は倒れる直前と予想しているのですが、Shigeさんはどう思われますか?

shige さんのコメント...

ドンサノヴさん、コメントありがとうございます。
う〜ん、難しい質問ですね。ウェブで調べてみたけどスティーヴが腹膜炎(peritonitis)になったのはやはり1972年と書いてあるのが多いですね。Chris Welchによるウィンウッドの伝記本によると、病気になったのはtrafficの全米ツアーのMuscle Shoalsのリズム隊(David Hood[b], Roger Hawking[Dr])が加わっている時期だそうなので、やはり1972年になります。また病気の悪化とともにこの年の残りのツアーもキャンセルしたそうです。そういえば72年のトラフィックのライブ音源ってすごく少ないんですよ。そう考えるとこの年のツアーが中止になったのは1972年の初めの方なのでしょうか。病気で倒れたのはSanta Monicaのライブ(72年2月)後の可能性が強そうです。

匿名 さんのコメント...

そうですよね、やはり時期的にそうなりますよね。C.Welch の本によると、この病をきっかけにウォーキングしたり健康に気をつけるようになったらしいので、現在の元気なSWがあるのは、ある意味この出来事のおかげかもしれませんね!

shige さんのコメント...

そうですね、そういう事も書いてありましたね。スティーヴはいつも元気そうでなによりです。