2016-01-31

まだまだ続く、ロック殿堂の話題

なぜかロック殿堂の話題が続きます。
過去のロック殿堂で演奏されたスーパージャムセッションのベスト15という記事がRolling Stone誌に出ました。15の演奏のうち、ウィンウッドが参加したセッションが2つ入っているのがうれしい。ひとつは前回(1/21)書いた Roll Over Beethoven (1986) (youtube)。ウィンウッドは、ステージに向かって一番左で、ビリージョエルの左でキーボードを弾いていますが、ほとんど画面に出てきません。アップになるのは4:33のあたりだけ。スティーブはステージ中央をちらちら見ながら演奏してる感じ。(ちなみにこの時ビリーとスティーブの共演が実現していたというのは面白い。スティーブはビリーのアルバムBridge(1986)で一曲共演しているが、その録音と上のジャムセッションのどちらが最初に起こったのかちょっと気になる。)

もう一つはWhile My Guitar Gently Weeps (2004)。これは以前のブログで書いたことがあるので自分のコメントはそちらをどうぞ。

それから、ロック殿堂のウェブサイトには早々と今年の殿堂入りのミュージシャンが発表されてました。。。ウィンウッドは残念でしたが来年に期待!

2016-01-22

Winwoodのライブアルバムの製作が進行中

Twitter経由で新鮮なニュースを教えてもらいました。スティーブのウィンクラフト・スタジオでレコーディング・エンジニアとして長年活躍しているJames Towler氏のインタビュー記事に、昨年4月のアメリカツアーのライブ録音をスティーブと共にミキシングしていて、ライブアルバムを製作中だとあります。楽しみですね。すぐに出るといいのですが。。。ちなみに上の記事には録音機材の話がたくさん出てくるので、興味のある方は参考になるでしょう。

かなり昔(ブログの記事を検索したら2004-2006ぐらい)にもライブアルバムの話があったけど、なぜかたち消えになりましたね。

2016-01-21

1986年のロック殿堂授与式

今年はBack In the High Life (1986)からちょうど30年である。従ってグラミー賞をとってからも30年。それに今まで知らなかったのだが、同じ年にWinwoodはロック殿堂の授賞式にプレゼンターや演奏者として「参加」した。これを知ったのは 『1986年のロック殿堂授賞式から30年』というちょっと変わった記事を見つけたからだ。でもこれが意外に面白い。この時に殿堂入りしたのは、James Brown, Elvis Presley, Ray Charles, Sam Cooke, Little Richard, Chuck Berry, Fats Domino, Jerry Lee Lewis, Buddy Holly, The Everly Brothers、という豪華な顔ぶれ。

この記事で式典のハイライトのひとつに挙げられているのは、ウィンウッドが演奏したGimme Some Lovin'。それに彼はチャックベリーが演奏した "Roll Over Beethoven"(youtube) と"Reelin' and Rockin'"のジャムセッション (*)にもプレーヤーとして参加した。(*)参加メンバーはLittle Richards, Ron Wood, Billy Joel, Jerry Lee Lewis, John Fogerty,  Neil Young,  Steve Winwood, Hank Williams Jr., and Fats Domino.

また James Brownの殿堂入りのプレゼンターを務めたのはなんとウィンウッド。(スピーチの苦手なスティーブがいったい何をしゃべったのか!)残念なことに、この年のロック殿堂式典の映像は自分が持っている Rock & Roll Hall of Fameの3枚組のDVDには一つも収録されていない。。。

(前回、スティーブのロック殿堂入りを「期待」する記事を書いたわけだが、多少関連のある話題が偶然出てきたのにはちょっとびっくり。)

2016-01-03

今年ウィンウッドに期待すること

皆様、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
ウィンウッドは2003年から去年まで毎年ツアーをしていますが(13年連続!)、今年もそうなるのでしょうか。それ以前はアルバム発売後にツアーというパターンだったので、アルバム発売に関わらずツアーをするというのはそれだけ音楽が好きだからということでしょう。でももう一度アルバムを作ってまた新たな境地に踏み出してほしいです。

ウィンウッドと言えば80年代はソロのアルバムが大ヒットし、2000年代はトラフィックのR&R 殿堂入りというニュースがあったけど、それらに匹敵するような大きなニュースが2010年代は見当たらない。(一番目立ちそうなのは2007年から2011年まで続いたエリック・クラプトンとの共演活動だろう。)もちろん、非常に質の高い音楽活動を毎年やっているのでそれは強調したいが。でもスティーブにはもう一花咲かせてほしいものだ。自分が密かに期待しているのは、ウィンウッドのソロミュージシャンとしてのR&R 殿堂入りである。どういう基準でそれが選ばれるのかちょっと調べてみると、過去の業績、名声、売り上げ、人気などとは一切関係がなく、そのミュージシャンがどれだけロック音楽界に貢献と影響を与えたかだそうだ(参考:R&R Hall of Fameのオフィシャルサイト)。あと、初アルバムから25年以上経過することが条件。ちなみにウィンウッドのソロデビューは1977年(39年前!)影響と貢献度だけなら、ウィンウッドはとっくにそれを満たしているような気がするが。。。なにせソロ歴40年にわたってロック業界のトップ・ミュージシャンとして活動している。多くの楽器を弾くし、数多いジャンルの音楽をロックに取り入れたし、またたった一人でアルバムを作ったこともある。それに以前書いたように、彼はミュージシャンの中のミュージシャン。多くの有名ミュージシャンがスティーブのことを尊敬していて、その多くが殿堂入りを果たしている。そういう意味でスティーブには業界に多くのサポーターがいるはずなので、殿堂入りは時間の問題かもしれない。。。さて今年の殿堂入りは誰になるのか。

2015-12-07

Trafficライブ(1994)の楽器編成

前回の記事を書いたときに、1994年当時のトラフィックのライブの楽器編成をThe Last Great Traffic JamのDVDを見て調べたのでまとめてみました。曲によってめまぐるしく変わるのでちょっとびっくり。同じ組み合わせはほとんどないですね (**)。このバンドにはSteve, Randall, Mikeと3種類以上の楽器を弾くメンバーが3人もいるので、曲によって最適な組み合わせを考慮したのでしょう。ついでなのでWoodstockのライブ映像から曲を3曲、またブログで紹介したTVライブ(Nowhere is their freedom, Here comes a man)も調べたので載せてあります。

ちなみにBack Vocalはきちんと調べてないので載せてません。また演奏形態はコンサートによって異なる場合があります(ライブによってはSteveがLight upやRock & Roll Stewでメインボーカルをやっていたこともある)。バンドのメンバーは Steve Winwood, Jim Capaldi, Randall Bramblett, Mike Mcevoy, Walfredo Reyes, Jr., Rosco Geeの6名。ギミサムのイントロでスティーブはカウベルを叩いてますね。それからPearly QueenやFantasyの最後でハーモニカが聞こえてきて、7人目のメンバーが突如加わったか?と思いきや、DVDをよく見るとRandallがハーモニカを左手で、ピアノを右手で同時に演奏してました。。。こんなことしてたなんて今まで知りませんでしたが。。。ちなみにこれはWoodstockの動画を見た方がよく分かります: Fantasy (1:09:03)。また同動画のPearlyでは演奏中にピアノの上に置いてあるハーモニカを左手で掴む様子が映っている(4:48)。  



Steve W.
Randall B.
Mike M.
Jim 
C.
WR Jr.
Rosco Gee
The Last Great Traffic Jam (DVD)






1. Pearly
Queen
vo, g
p, harm
org
dr
perc
b
2. Medicated Goo
vo, g
sax
p
dr
perc
b
3.Mozambique
vo, g
perc, flute
org
dr
perc
b
4.  40,000 Headmen
vo, org
flute
acc. g
dr
perc
b
5. Glad
p
sax
org
dr
perc
b
6. Walking in the wind
vo, org
soprano sax
p
dr
perc
b
7.  Low Spark
vo,p
sax
org
dr
perc
b
8. Light Up or Leave me alone
g
p
org
perc, 
vo
dr
b
9. Dear Mr. Fantasy (*)
vo,g
p, harm
org
dr
perc
b
10. John Barleycorn
vo,
acc. g
flute
---
perc, 
vo
perc
---
11. Gimme Some Lovin’
vo, perc, org
p
g
dr
perc
b













A. Freedom Rider
vo, p
sax, flute
org
dr
perc
b
B. Empty Pages
vo, p
---
org
dr
perc
b
C. Rock and Roll Stew
g
org
g
perc, 
vo
dr
b







(TV Live)






vo, org
perc, flute
p
dr
perc
b
vo, g
perc, flute
org, key
dr
perc
b


* Jerry Garcia on Guitar

** Voを無視すれば同じ組み合わせは5と7のみ。 1と9、それに3とEも実質同じだが、それぞれSWは異なるギターを使用。


2015-11-30

TrafficのHere Comes a ManのTV映像

前回はTrafficがJay LenoのTonight ShowのTV番組で演奏したNowhere is their freedomについて書きました。これはFar From Home (1994)のアルバムのプロモ活動の一環でした。

今回は同アルバムのHere comes a manのTVライブの紹介。Jay Lenoのライバル番組だったDavid LettermanのLate Showの番組への出演です。調べたら、ウィンウッドのこの番組への出演をまとめたページがありました。どれもyoutubeビデオですが。そしてどれも3~3分半ぐらいの演奏ですね。上から3番目のビデオは当時ブログで紹介しました。

そして4番目がHere comes a man。Nowhere~のときはオルガンだったけど、今回のウィンウッドはギター。ジムがほとんどアップにならないのがちょっと残念。前回紹介したJay Lenoの多少興奮したようなイントロと違い、David Lettermanのそれは淡々としていています(もちろん時間の制約はあるでしょう)。Nowhere~やこのHere comes a manはTrafficのライブDVDには収録されてないので貴重です。この両曲でRandall Bramblettがフルートを吹いている。しかしアルバムに出てくるフルートはChris Woodの演奏をサンプリングしたものをWinwoodが演奏しているそうです(Donsanovさん情報サンクスです!)。調べたらウィンウッドがそう言っているインタビュー記事がありました。それからこのTVライブのステージに(この演奏では使われない)サックスが置いてあるのがちょっと気になる。。。放送されてないだけで別の曲もやったんでしょうか?? でもこのアルバムにはサックスは入ってないので、どの曲のためにこれを用意したのかちょっと疑問。。。ステージにはピアノや別のギターなどは置いてないので、サックスだけあってもやる曲が限られそう。この当時ライブでよくやっていた曲を考えると、考えられそうなのはMedicated gooぐらい(Randallはサックス)かな。

2015-11-21

TrafficのNowhere is their freedomの貴重映像

Twitter経由でNowhere is their freedomのyoutubeビデオを教えてもらいました(情報感謝です!)。これはTrafficが1994年に米NBC TVの人気トーク番組 The Tonight Show with Jay Leno に出演した時のものです。このビデオは貴重ですね、今まで知りませんでした。皆若いし、生前のジムの姿があるし、それにスティーブの歌声は現在もいいけどそれより格段にいい。曲の演奏時間も4分を超えているし(確認してないけどこの手の番組では3分ぐらいが普通だと思う)。ビデオの時間が6分近いのにも驚いた。



この番組やライバル番組のLetterman's showなどにはスティーブは何回も出ているけど、演奏後のインタビュー/対談がある例は他に知りません。ひょっとして司会のジェイ・レノはスティーブかトラフィックのファンなのか? それによく見るとこのビデオの一番最後に彼がCDを開けてペンを取り出しているような動作があり、それにスティーブが反応しているので、これは多分サインをおねだりしたのでしょう。ということはこのCDは彼の持ち物なのか。もしそうならジェイ・レノがトラフィックファンだということの証か?? 彼はThe DeadとTrafficのジョイントツアーの話題を取り上げるぐらいだから、少なくともTrafficに詳しそうだという気はしました。

番組内で司会のレノはLA近郊のSan Bernardino, CAでのコンサートを宣伝している(ちなみにこの番組のスタジオもLAの近く)。winwoodfansのページによればこのライブが行われたのは1994年6/16(木)だ。レノはコンサートは「今週木曜」と言っているので、番組の放送日はその前日ではなく、6/13(月), 6/14(火)だろうが、上のページによれば6/14はLas Vegasでのコンサートなのでその日の収録はちょっと無理があるかも。したがって収録日は6/13か。tonight showの番組Wikipediaによると、番組は通常昼間収録でその日の夜に放送とあるので、収録&放送はおそらく6/13だろうか。。。 でもここまで書いてから検索してみたら、意外にもこの放送日は6/14でした。。。ちなみにおまけでこのTV演奏の写真を2つ見つけました。写真1 写真2 でもChris WoodとDave Masonとなってて笑えます。



2015-11-14

Refugees of the Heart (1990) の発売25周年

ウィンウッドのソロ6作目のアルバムRefugees of the Heart(1990年11月6日発売)の25周年を記念した記事が(ちょうど25年目の11/6に)ultimateclassicrock.comに出ました。スティーブの昔のインタビューからの引用が多くされています。記事中のリンクを見れば明らかなようにwinwoodfans.comにのっている複数の記事を元にしているのは明らかだけど、80年代と言えばまだインターネットがなかったので、オリジナルの記事はオンラインには出ていないのでしょう。

この記事から気になったウィンウッドの発言をピックアップしました。タイトルは「25年前:ウィンウッドはRefugeesで方向転換をした」です。
このアルバムはBack in the High Life (1986)とRoll With It(1988)という商業的にとても売れ、かつウィンウッドがグラミーを獲得して一躍有名になってから作られた。それら2作と違って、スティーブは自分の一番やりたい音楽を目指した。「このアルバムを他人がどう思うかは気にしなかった。だから自分が好きなアルバムを作った。10分を越す曲もあるが、長すぎるなどとは考えなかった。」
In the Light of Dayはスティーブと作詞担当のWill Jenningsが南アフリカのネルソン・マンデラ氏の刑務所からの解放のニュースを共に見て着想を得たそうだ。(以前ブログで書いたように、この2人はいつも何かを一緒にしながら曲の構想を練っていた。)刑務所にいたときのネルソン・マンデラ氏の夢を2人で空想してこの曲を作った。

ご存知のようにこのアルバムにはJim CapaldiがOne and Only Manで参加している。アルバムの曲がほぼ出来上がったときに、スティーブはまだ何か足りないと感じた。もっとアップテンポの曲が必要だと感じ、ジムに電話してスタジオに来てもらった。ほぼ1日で曲が完成したことに二人とも驚き、また出来栄えにも満足だった。「前2作の商業路線とは異なるが、そのときよりもずっとハッピーになった。私生活でも幸せであり、そういうことが無意識のうちに曲に反映されているのだろう。」

確かにこのアルバムが転機になり、ウィンウッドはより自分の好きな音楽にこだわっていったように思います。それにしてもこのアルバムがソロ6作目だから、それ以降過去25年間でスティーブはソロアルバムを3枚しか作っていません。一番最近が9作目のNine Lives (2008)だったのであれからもう7年が経ちますか。。。

2015-04-04

Winwoodの春のツアーで愛娘Lillyとの共演が実現?

今年の春の全米ツアー(といってもアメリカの東半分のみだが)は4/17から5/3まで11公演行われます。でもいろいろ検索したら思いがけない事を発見。なんとSpecial Guest: Lilly Winwoodの文字が2公演で散見されるではないか(4/19 Milwaukee と 4/21 Detroit)。ウィンウッドの愛娘のLillyは前座を務めるのか、または共演ステージが実現するのか。。。

こういうことはスティーブのオフィシャルサイトはもちろんFacebookやTwitterにも出てないのでちょっとびっくり。もし共演が実現するなら、いったいどういう曲なのだろうか。彼女をメインのボーカリストとして歌わせるのはちょっと無理がありそうだし、バックボーカルとギターで参加させるのか?でもこういうステージを自分が見たらたぶん複雑な心境になるかも。だけど音楽職人スティーブが認めるのであればそれなりのステージを期待してもいいのかな。

2015-04-17  State Theatre, Minneapolis, MN
2015-04-18  Chicago Theater, Chicago, IL
2015-04-19*  Riverside Theatre, Milwaukee, WI
2015-04-21*  The Fillmore, Detroit, MI
2015-04-23  The Space at Westbury, Westbury, NY
2015-04-24  The Capitol Theatre, Port Chester, NY
2015-04-25  The Capitol Theatre, Port Chester, NY
2015-04-27  State Theatre, New Brunswick, NJ
2015-04-28  Lyric Opera House, Baltimore, MD
2015-05-01  Fox Theatre, Atlanta, GA
2015-05-02  University of Alabama at Birmingham, Birmingham, AL
2015-05-03  New Orleans Jazz & Heritage Festival, New Orleans, LA

(*) With Special Guest: Lilly Winwood
赤字:追加公演
4/28のBaltimore公演はキャンセル


2015-03-22

Van Morrisonの新曲Fire In The Bellyにウィンウッドが参加

ヴァン・モリソンのニューアルバム Duets: Re-Working The Catalogue (3/23発売予定)に収録のFire In The Bellyにウィンウッドが参加しています(Donsanov様、情報感謝です!)。この曲は現在以下のサイトで聞けます。
http://duets.vanmorrison.com(オフィシャルサイト)
https://www.youtube.com/watch?v=Mu56P4BDpf0 (公式ページ)

スティーブのボーカルは力強く存在感があります。オルガンも彼らしいです。ソロもあるのがうれしい。聞いていてとても心地よく感じました。
またこの記事によれば、スティーブは自分のスタジオでボーカルとオルガンを録音して、それをヴァン・モリソンに送ったようだ。このアルバムはタイトルから分かるように、ヴァン・モリソンとゲストとのデュエット曲で出来ているが、ゲスト16名中ヴァンとスタジオで録音しなかったのはスティーブだけだったとか。なんとも彼らしいというべきか。でもスティーブはこのように自宅録音をしたものを送って録音に参加することはよくあります。

2014-12-29

2014年のウィンウッドを振り返って

今年は6月に全米ソロツアー(西海岸を中心に11会場で12公演)を行い、その後8月から10月まで全米ソロツアーをトムペティ & ハートブレーカーズとともに行った(34会場で37公演、そのうち単独ソロ公演1つ、また9/6のライブではWidespread Panicと共演)。ツアー中にトムペティ & ハートブレーカーズとの共演も実現しました。全米ツアーを1年に2回もするとはすごいけど、その分レコーディングからは遠ざかっているわけです。しかも来年のソロツアーの予定がすでに出てるし。。。だけど毎年精力的に活動しているのはいいことです。それでは皆さんよい年末年始をお過ごしください。

2014-12-27

TrafficのMr Fantasy (1967)とJimmy Miller

今回はTrafficのMr Fantasyの録音とプロデューサーのJimmy Millerに関する話題です。前回紹介したPhill Brown氏の著作だけでなく他の記事やインタビューなどからの話も含めて書きます。

ロンドンのオリンピック・スタジオで1967年2月から行われたトラフィックの録音は一風変わっていて、スタジオ内に大勢のゲスト(バンドのメンバーの恋人や友人など)がいて賑やだったが、同時にアットホームな雰囲気にもなっていた。曲によってはスタジオの床に敷いたカーペットの上にバンドが輪になって座り、アコースティック・ギター、パーカッション、フルート、ピアノを録音した。

有名なのがDear Mr. Fantasyの録音についてのエピソード。スタジオはだいたい20x15mぐらいの広さで、スタジオの奥に一段高くステージ状になっているところがあり、その上でトラフィックが演奏するのをライブ録音した。Dear Mr. Fantasyの録音中、曲の最後テンポが早くなるとき、エンジニアのEddie Kramer氏はジミー・ミラーがコントロール・ルームからいなくなっていることに気づいた。よく見ると、彼がスタジオの中を全力で走っているではないか!そしてバンドのステージに駆け上がり大きなマラカスを手に取り超飛び入りで録音に参加。バンドのメンバーは演奏しながら皆驚愕の表情だったそうだ。

正式クレジットには出ていないが、ファンタジーの最後に出てくるマラカスはジミー・ミラーの演奏でした!グルーヴを生み出すには何が必要か常に考え、気づいた事はすぐに行動に移しまた自ら積極的に演奏にも参加する、なんとも素晴らしいプロデューサーでした。自分はあのマラカスを聞くたびにこのジミーの行動とその時のメンバーの表情を想像してしまいます。。。昔だから無理な話だけど、もしこの時の録音風景が映像に残されてあったらすごく面白かったのに、とも思ってしまう。それからこのアルバムの最終曲 Giving to youで "You know where I'm at, but I mean jazz."と言っているのも実はジミー・ミラーです。またジム・キャパルディとスティーブ・ウィンウッドは、TrafficのCD:The Last Great Traffic Jamに収録のインタビューで、上のファンタジーの録音に関するエピソードに触れていて、ジミー・ミラーは陰のヒーローでトラフィックに偉大な貢献をした人物だと語っています。またMedicated Gooでのパーカッシブなピアノは彼のアイデアだそうです(*注)。それに加えて彼はMedicated Gooを始めTrafficの曲の歌詞をいくつか書きました。

Jimmy Millerとウィンウッドの関わりは、Spencer Davis GroupのGimme Some Lovin'、I'm a man、それにトラフィック(Mr. Fantasy(1967), Traffic(1968), Last Exit(1969))やブラインド・フェイス(1969)のアルバムなど数多くあり、ウィンウッドの音楽を語る上で欠かせません。

(参考リンク)http://www.furious.com/perfect/jimmymiller.html

(*注)John Barleycorn Must Die(1970)のGladのピアノ演奏(プロデュースはウィンウッド他)にもそれが生かされている。


Traffic: Dear Mr. Fantasy

2014-12-23

ファーストアルバム Steve Winwood(1977)のレコーディング詳細と秘話

Phill Brown (フィル・ブラウン氏)による著作Are We Still Rolling? の本からの情報です(amazon.comのページのLook Insideで本の目次などが見れます)。彼はレコーディング・エンジニアなので、機材や録音に関する話が多くのっています。彼はスティーブの録音に何回か関わり、この本にはTraffic (Mr. Fantasy), Go, それにSteve Winwood (1977)の章があります。また彼はAmazing BlondelのBlondel (1973)も担当しました(Winwoodはベースで参加, ドンサノヴさん情報サンクスです)。
今回はスティーブのファーストアルバム、Steve Winwood (1977)に関するレコーディング詳細と秘話です。


1. Chipping Norton のスタジオにて


Mark Miller-Mundy(steveの近隣の住人らしい)が Walk Me to the Lilies(検索してもこの曲に関する情報は出てこないので詳細は不明)という曲を録音したいということで、アイランド・レコードのFallout Shelterに1976年10月11日に集まった。スティーブはピアノに向かい、セッション中ほとんど無口でこの曲に取りかかったが、やる気がなさそうだった。2日間作業をしたのち彼が言った。『この曲は自分に合ってない。だけど自分の曲やアイデアはたくさんあるので、自分のスタジオかチッピング・ノートンでやらないか?』マークとフィルは同意し、結局後者で行うことにした。
1976年10月27日にチッピング・ノートンのスタジオに集まり、セッションを行うことになった。メンバーはJohn Susswell (Dr), Alan Spenner (bass), Brother James (perc), Junior Marvin (g). スティーブはやはり無口で、セッション中ほとんどアイコンタクトをしなかった。
スティーブは毎晩のセッション後に自分(フィル)を30kmほど離れた自宅に泊めてくれた。(フィルによればスティーブ所蔵の自慢の車のコレクションは1930年代のキャデラック、2台のフェラーリ、1960年代のフランスのスポーツカー(4台)、メルセデス サロンなど)。
毎朝スティーブが運転するフェラーリ・ディーノに乗って30分かけてチッピング・ノートンまで行った。車高が低く(おそらく地面から10cm)狭い田舎道を時速160km以上でぶっ飛ばしたので、私は毎回死ぬ思いをした。スタジオに着くと気持ちを落ち着かせるためにまず紅茶を飲む事を必要とした。セッションが終わって同様に怖い思いをしながらスティーブの邸宅に車で戻ると、2人で大きな暖炉の前に座って(あまり会話をせず)朝の5時か6時まで過ごしたものだ。アームチェアに座り、紅茶を飲みながら今日起こった出来事をかいつまんで話した。会話は多くなかったが、不思議とそれでもとても心地よかった。
スティーブはスタジオで10曲録音した。“Vacant Chair”と“Time is Running Out”などはほぼ仕上がり、“Hotel Blues”(Jim Capaldiの曲か。彼のアルバムElectric Nights(1979)に同名曲があり)と“Luck’s In”などはまだ完全ではなかった。ある朝電話があり、クリス・ブラックウェルが出来具合をチェックしたい、と要請があったので、私(フィル)は彼に聴かせるために曲を急いで仕上げた。全部聞き終わるとクリスはスティーブに一言、『どれもグレートな出来だが、アンディ・ニューマークとウィリー・ウィークスと共に録音し直すべきだ』。スティーブが驚いてどういう意味か尋ねると、『曲はどれもいいが、アンディ・ニューマークとウィリー・ウィークスのリズムセクションはとても優秀で、君の曲にはぜひ必要だ』と言われ、スティーブは『分かりました、そうしてみます』と乗り気がなさそうに言った。クリスの音楽センスは抜群だし、彼のアイデアは通常成功しがちで、さらに彼が自分たちのボスなので従わざるを得なかった。

2. Basing Street Studiosにて


クリスの指示に従うためにベイジング・ストリート・スタジオ2に入った。メンバーはスティーブ(キーボード、他)とAndy Newmark (Dr)とWillie Weeks (bass)の3人だ。3人が向かい合っての演奏なので、以前と違ってアイコンタクトもしやすい状況だった。録音にはクリスも立ち会っていた。3人はリラックスして、演奏も活気がありとても生産的だった。チッピング・ノートンからのレコーディングからは1曲のみ(Vacant Chair)が残った。残りの4曲はベイジング・ストリートでの録音だ。

3. Midland Maniacの録音秘話 --1人多重録音がどのように行われたか

スティーブ、マーク、フィルの3人は1977年1月3日にベイジング・ストリート・スタジオ1でオーバーダビングを始めた。しかしスティーブはグロスタシャーの自宅にあるハモンドの方が音がいいのでそれを使いたいと主張したので、そうすることにした。そのためにアイランド・モービルと言われる移動式の録音スタジオを使用することに決めた。そして同年1/20にスティーブの自宅までアイランド・モービルを運んだ。作業は進行し、あとは Midland Maniacのマスター作りだけになった。この曲は(当初)ピアノだけで演奏された。録音はチッピング・ノートン、ベイジング・ストリート、そしてスティーブの自宅で行われたが、スティーブはそのどの出来にも満足していなかった。この曲の事を話し合っている時にスティーブが提案した。『ベイジング・ストリートでの録音は前半と終わりが良いが、中間部は良くない、そして自宅での録音は中間部が良いが終わりは良くない、そして他の録音はイントロが良く、、、、』そして続けた。『フィル、これらのいい部分を繋ぎ合わせてくれないか?』
『やってみよう』、と私は答えた。しかし問題は多かった。ピアノの音を編集するのは難しい。それにテンポも違うし、ピアノソロなのでドラムのクリック音も入ってない。それでも自分はベストをつくし、繋ぎ合わせてそれなりのバージョンを作った。スティーブに聴いてもらうと『まあまあいいが、悪い所もある。3つのピアノセクションからなので、調子が合ってない。ドラムを加えてみてどうなるか試してみよう。』これを聞いて自分は度肝を抜かれた。スティーブが、フリーのテンポで弾かれるピアノに合わせてドラムを演奏することにしたのだ。普通はドラムが最初に録音されるものだが。。。
スティーブの自宅のスタジオ機材は素晴らしかったが、この時はそのどれも使わず、長いケーブルを通してアイランド・モービル内の機材を使った。2回のテイクでスティーブはドラムを8分間のピアノ演奏に合わせて録音し終えた。彼がボーカル、ギター、ベース、キーボードを出来ることは知っていたが、彼がドラムまでも、しかもクリック音なしのソロピアノに合わせて演奏できてしまう技術に感動してしまった。その後、次々と他の楽器をスティーブがオーバーダビングで録音していった。
スティーブの多くの楽器を演奏できる才能は、このようにオーバーダビングを多用する録音ではとても役に立った。スティーブの自宅での録音は続き、彼はピアノ、オルガン、ドラム、ギター、ベース、フェンダーローズを次々に演奏した。これらのパフォーマンスを見るのはじつに楽しかった。

4. 再びベイジング・ストリート・スタジオへ


3月までにほぼ作業は終了し、再びベイジング・ストリート・スタジオへ戻った。最終のオーバーダビングとミックスを行い、またリーボップ・クワク・バーとブラザー・ジェイムスのパーカッション、それにジム・キャパルディとニコル・ウィンウッドのバックボーカルの録音を行った。
スティーブは全てのオーバーダブを終え、またLuck's Inのギターソロを録音し、3月の終わりまでに6曲をミックスする準備ができた。なんとか最初のミックスを終えてクリスを含む皆にコピーを渡し、各自がよく検証することにした。2週間後にスタジオ2に戻り、3日間かけてリミックスを行った。結局録音を開始してから全部終えるまでに6ヶ月間かかった。これは今まで自分が関わったプロジェクトの中で最長だ。

5. Steve Winwood(ファーストアルバム)の完成

スティーブによれば『これは力強いアルバムだが、自分には契約があったので、踏み車に乗せられていたような感じだった』。契約のためにアルバムをむりやり作らされたため、やる気がなさそうに見えたのかもしれない。
スティーブの最初のソロアルバムを作り上げたのは私(フィル)にとって実にうれしい経験だった。特に、最初チッピング・ノートンのスタジオでオルガンやピアノを録音したり、Vacant ChairやLet Me Make Something in Your Lifeの録音を聴いて感動のあまり背筋がぞくぞくした日々が思い出される。自分にとって幸運なキャリアの発展をもたらし、自分の名前をレコード会社のフリーのエンジニアのリストに加えられることにもなった。
これらのすべては、最初の2日間にWalk Me to the Liliesという曲(結局未完成)に取り組んだことから始まったのだった。

(コメント)
・Chipping Nortonで録音したのは10曲。アルバムの6曲とHotel Blues 以外の3曲の名前は明らかになってない。(Walk Me to the Liliesの録音は最初の2日間だけ、しかもスタジオが異なるのでこの10曲には入っていないと思う。)このスタジオでのセッションからはVacant Chairのみがアルバムに収録されたので、このセッションからの未発表曲/バージョンが9曲あると思われる。
 
・その後ベイジング・ストリートのスタジオで、アンディ・ニューマークとウィリー・ウィークスとともに再録音したとあるが、全部で何曲そこで録音されたかはこの本に書かれてない。Vacant Chairはこのトリオのメンバーでもやった可能性が高い(ベストテイクを決める時に、Chipping Nortonでやったバージョンが残ったという記述があるので。)また、4曲に絞りこんだとあるので、他にもトリオで録音した曲がある可能性がある。


Midland Maniac by Steve Winwood

2014-12-20

David Hood(bass)のウィンウッドに関するコメント

前回紹介したvintageguitar.comの記事にDavid Hood のインタビューが少し載っていて、スティーブのベース演奏に関して語っています。

スティーブは優れたベース奏者だ。ライブでトラフィックの曲を演奏するために、彼が弾いたベースをレコードからコピーするのはいつもチャレンジだった。なぜなら彼は普通のベースプレーヤーと少々違った考えを持っているからだ。しかし自分はいつも彼と同じようなフィーリングになるように努力し、それが達成できるといつも得る所が大きかった。彼は自分にどのようにプレイしたらいいか言ったことはなく、アルバムの演奏を参考にして自分の演奏を作り上げた。ちなみにShoot Outのアルバムの録音に参加した時も自分で演奏を考えた。

新事実:Traffic の Shoot Out at the Fantasy Factoryはマッスル・ショールズで録音された!

Trafficのアルバム Shoot Out at the Fantasy Factory (1973)はマッスル・ショールズ・サウンド・スタジオのミュージシャン、David Hood (bass)とRoger Hawkins (Dr)が、トラフィックの一員として参加していることで有名です。(アルバム詳細はstevewinwood.infoのサイトをどうぞ。)
このアルバムのクレジットによれば、この録音はジャマイカのStrawberry Hill Studiosで行われたことになっているが、自分にはこれがずっと気にかかっていた。マッスルショールズにミュージシャンやエンジニアがいるのに、なぜわざわざ皆でジャマイカに渡って録音したのか。それにアルバムに掲載のマッスル・ショールズのスタジオの駐車場で撮った写真(上のリンク参照)にはメンバー全員が写っているではないか!ジャマイカ録音は本当なのか。。。気になっていろいろ調べると、David Hoodが、このアルバムは実はマッスルショールズで録音された、と言っている記事を発見。その理由として、当時トラフィックのメンバーはアメリカ国内で仕事をするための労働許可を持っていなかったことを挙げています。彼の他に誰もそういうことを言う人がいないのは多少気になるが、上記の理由が本当ならそれも分かるような気がする。David Hoodのオフィシャルサイトにメールアドレスがあったので、確認のために彼にメールで尋ねると『Shoot Outのアルバム録音はすべてマッスル・ショールズ・サウンド・スタジオ(*)で行われた。ミックスもそこでされた。』と返事がきました。機会があればスティーブにもぜひ聞いてみたいです。

(*)Muscle Shoals Sound Studios, 3614 Jackson Highway, Sheffield, Alabama 35660

2014-08-27

Chicago (8/23)

Steve Winwood
United Center
Chicago, Illinois
August 23, 2014

(1)  I'm A Man
(2)  Them Changes
(3)  Can't Find My Way Home
(4)  Medicated Goo
(5)  The Low Spark Of High-Heeled Boys
(6)  Empty Pages
(7)  Higher Love
(8)  Dear Mr. Fantasy
(9)  Gimme Some Lovin'

Nine Livesからの曲が外れ、ソロになってからの曲は80年代のHigher Loveのみというのは珍しいかな。今回もThem Changesが入ってます。

2014-08-12

Santa Rosa, CA (8/9)

8/9にSanta Rosa, CAで行われたライブのセットリストです。先日書いたように、この日Tom Pettyは別会場(サンフランシスコのOutside Lands Music Festival)だったので、これは通常の単独ソロ公演で12曲と長め(約90分)でした。また行った人によれば、Light upの演奏中にスティーブのハモンドにトラブルが起き、同曲のドラムソロの最中に別のハモンドと『交換』されたそうです。予備のハモンドをツアーに持って来ているなんて今まで知りませんでした!それに曲の演奏中にそんな早業できるんですね。

Steve Winwood
2014-08-09
Wells Fargo Center For The Performing Arts
Santa Rosa, CA 

01. I'm a Man
02. Fly
03. At Times We Do Forget
04. Can't Find My Way Home
05. Medicated Goo
06. Low Spark Of High Heeled Boys
07. Empty Pages
08. Them Changes
09. Light Up And Leave Me Alone
10. Higher Love

Encore:
11. Dear Mr. Fantasy
12. Gimme Some Lovin'


6月のソロツアーでは1曲目はRainmakerだったけど、今回は外れてますね。それ以外はほぼ同じ。Them Changesがここでも入っているのがうれしい。

2014-08-11

Eugene, OR (8/7)

8/7にEugene, OR で行われたライブのセットリストです。先日のせた8/3のライブ(San Diego)の時と比べると、Low SparkとEmpty Pagesの順番が入れ替わっただけ。

Steve Winwood
2014-08-07
Matthew Knight Arena
Eugene, Or.

1. I'm A Man
2. Fly
3. Can't Find My Way Home
4. Medicated Goo
5. Low Spark Of High-Heeled Boys
6. Empty Pages
7. Higher Love
8. Dear Mr. Fantasy
9. Gimme Some Lovin'

それからまた追加公演の情報です。10/5にSan Jose, CAのSAP Centerでのライブです。

2014-08-09

Tom Pettyのライブ直前のエピソード

Tom Pettyのオフィシャルサイトにちょっとしたエピソードが出ていました。Eugene, ORで8/7に行われたTom Petty & the Heartbreakersのライブが始まる直前、ステージに上がる前に、ウィンウッドが直接彼らにおめでとう!を言ったそうです(彼らのニューアルバム  Hypnotic Eye が今週全米No.1に輝いたため)。トムのコメントは『スティーブにそう言われるのはとてもうれしい』。

ちなみにこの日までにウィンウッドとの共演は実現していないようです。

それから追加公演(10/11)が決定しました。会場はその前日と同じくThe Forum (Inglewood, CA)。

2014-08-08

San Diego (8/3)のセットリストと写真

San Diego (8/3)のセットリストと写真が現地の写真家Alan Hess氏のサイトに出ました。記事のタイトルは Steve Winwood – Second Chance。どの写真も素晴らしい出来映えです。ところでなぜセカンド(2回目)なのかと言うと、以前ここで紹介したように彼は今年のウィンウッドのソロツアーのサンディエゴ公演 (6/17)でも素晴らしい写真を撮っていたからです。つまり今年2回目のウィンウッド公演だったと。でも一つ残念なのは記事中で『ピアノ』と書いていることです。。。スティーブが弾いているのはオルガンですからね!前座なので1時間の公演で9曲と少なめです。

Steve Winwood
2014-8-3  Viejas Arena,  San Diego, CA

1. I’m a Man
2. Fly
3. Can’t Find My Way Home
4. Medicated Goo
5. Empty Pages
6. Low Spark of High Heeled Boys
7. Higher Love
8. Dear Mr. Fantasy
9. Gimme Some Lovin’

ちなみにこの会場はサンディエゴ州立大学にあるアリーナでした。大学のキャンパス内でこういうコンサートが開かれるなんていいですね。でも観客は学生中心とは限りませんが。

2014-08-05

8/3 San Diego

Tom Pettyのツアー初日のライブ(カルフォルニア州サンディエゴ)のレビュー記事が出ました。スティーブのソロステージに関しては、オープニング・アクトだったがスタンディングオベーションが起きたと書かれています。スティーブの写真は2枚のってます(写真1、写真2)。トム・ペティを意識してか分かりませんが、2枚ともギターの写真です。また2人の共演は起こらなかったようです。今後に期待しましょう。
それから別の記事には多くの写真があり、スティーブの写真も5枚のってます。

2014-08-02

Tom Petty & the Heartbreakersとのツアー

2008年に引き続き、ウィンウッドはトムペティ & ハートブレーカーズとのツアーを行います。8/3から10/10まで34会場で計37公演とかなり大掛かりなツアーです。2008年のときは前座としてウィンウッドのライブがあり(1時間程度)、そしてTom Pettyのステージにも時々登場して共演していました(演奏したのはGimme Some Lovin'とCan't find my way home、詳細は当時のブログ記事などをどうぞ)。今回はTom PettyのオフィシャルページにLIVE 2014 WITH VERY SPECIAL GUEST STEVE WINWOOD、とあるようにWinwoodのソロステージだけでなくTom Pettyとの共演が目玉のようです。毎回共演が実現するのでしょうか。その場合上の2曲以外に何か演奏するのか注目したいです。2008年の時と全く同じにはならないと思うので、例えばTom Pettyの曲にウィンウッドが参加したりするのでしょうか。

ツアーの日程は以下の通り。(余談だけど、この日程をまとめるのは苦労しました。。。ウィンウッドのオフィシャルページの情報は依然として正確でなく、掲載されてないライブもいくつかあったので、Tom Pettyのページなどいろいろ参照しました。。。)

Steve Winwood (Solo tour)


2014-08-03  Viejas Arena,  San Diego, CA
2014-08-05  Taco Bell Arena,  Boise, ID
2014-08-07  Matthew Knight Arena,  Eugene, OR
2014-08-09  Wells Fargo Center for the Arts,  Santa Rosa, CA(注1)
2014-08-12  Moda Center,  Portland, OR
2014-08-14  Rogers Arena,  Vancouver, BC Canada
2014-08-15  The Gorge Amphitheatre,  George, WA
2014-08-17  Rexall Place,  Edmonton, AB Canada
2014-08-19  Scotiabank Saddledome,  Calgary, AB Canada   
2014-08-21  MTS Centre,  Winnipeg, MB Canada
2014-08-23  United Center,  Chicago, IL
2014-08-24  DTE Energy Music Theatre,  Clarkston, MI
2014-08-26  Air Canada Centre,  Toronto, ON Canada
2014-08-28  Bell Centre,  Montreal, QC Canada
2014-08-30  Fenway Park,  Boston, MA (注2)
2014-08-31  Cumberland County Civic Center,  Portland, ME
2014-09-06  Lockn' Music Festival,   Arrington, VA (Sit in with Widespread Panic)(注3)
2014-09-07  Darien Lake PAC,  Darien Lake, NY
2014-09-10  Madison Square Garden,  New York, NY
2014-09-11  PNC Bank Arts Center,  Holmdel, NJ
2014-09-13  XL Center,  Hartford, CT
2014-09-15  Wells Fargo Center,  Philadelphia, PA
2014-09-16  PPL Center, Allentown, PA
2014-09-18  PNC Arena,  Raleigh, NC
2014-09-20  Cruzan Amphitheatre,  West Palm Beach, FL
2014-09-21  Tampa Bay Times Forum,  Tampa, FL
2014-09-23  Bridgestone Arena,  Nashville, TN
2014-09-25  Toyota Center,  Houston, TX
2014-09-26  American Airlines Center,  Dallas, TX
2014-09-28  BOK Center,  Tulsa, OK
2014-09-30  Red Rocks Amphitheatre,  Morrison, CO
2014-10-01  Red Rocks Amphitheatre,  Morrison, CO
2014-10-03  Red Rocks Amphitheatre,  Morrison, CO
2014-10-05  SAP Center,  San Jose, CA (注4)
2014-10-07  Honda Center,  Anaheim, CA
2014-10-10  The Forum,  Inglewood, CA
2014-10-11  The Forum,  Inglewood, CA (注5)

Steve Winwood - Hammond B3 organ, guitars, vocals
José Neto - guitars
Paul Booth - Sax, keyboards, vocals
Richard Bailey - Drums
Cafe DaSilva - Percussion

注1:Tom Pettyはこの日はOutside Lands Music Festival,  San Francisco, CAでライブ
注2:この会場はボストンレッドソックスの野球場!
注3:ここではWidespread Panicとの共演をするようだ(参考記事)
注4:追加公演
注5:追加公演

2014-07-04

Dave Masonのインタビュー記事

デイブ・メイソンの最新インタビュー記事にトラフィックに関するコメントがあります。記事のタイトルは『伝説のバンドに対するデイブ・メイソンの嘆き』で、現在でもいろいろ気にしている様子が伝わってきます。トラフィック在籍時に関して、音楽的なすれ違いからトラフィックを脱退させられたと言い、そのことの不満を述べています。(注:スティーブはインタビューでデイブがバンドを去っていったと言ってるのとは対照的。)またスティーブは自分と口を聞かないけど、もし彼と2人でトラフィックの再結成をすれば、彼も意外に楽しんでくれるかもね?と述べています。(注:スティーブはジムと一緒でなければトラフィック再結成はないと言っているので、ジム亡き後の今ではそれは不可能でしょう。)

また現在のデイブのソロライブでは、Traffic在籍時の曲(Feelin' Alright, 40000 Headmen, Paper Sun, Dear Mr. Fantasy, Hole in My Shoe)に加えてLow Spark of High Heeled Boys (これはメイソン脱退後の曲)も弾かれているそうです。

2014-07-03

ソロツアー(6月)のセットリスト

ウィンウッドの夏のソロツアー(6月)が終わりました。セットリストはすでにのせたものとほとんど変化なし。6/26 (Oakland, CA)と6/28 (Portland, OR)は自分が観た6/25(Saratoga, CA)と全く同じ。6/24のLA公演は曲順が違うだけでした(Them Changesが6曲目に弾かれて、残りは同じ)。

次は8月から10月にかけてのTom Petty & the Heartbreakersと一緒のツアーです。こちらも期待しましょう!

2014-07-01

Winwoodの最新インタビュー

ウィンウッドの最新インタビュー記事が出ました。だいたいいつもと同じことを語っているけれど、一つだけ新しい情報が。記事によれば今年の春に新しい曲を作ったとあります!これはレコーディングをしたということなのでしょうか。そして今年のツアーがすべて終わったら、また新しい作品に取りかかる予定だそうです。でもニューアルバムではなく、別の方法(シングルやダウンロードなど)での曲のリリースを考えているそうです。

また、ウィンウッドは最近のエレクトロニック・ダンス・ミュージックにとても興味を持っているそうです。ラテンやブラジル音楽とのリンクがあり、それに多くの可能性を見いだしているようです。ウィンウッドの音楽がこれから変化していくのでしょうか。


Winwood のツアー・ブログ(オフィシャル)

ウィンウッドのツアーブログが新しくなりました!Steve Winwood Tour Blog
写真が多いのはいいけれど、文章ももっと書いてくれるとよく分かっていいのだけれど。

以前のツアーブログはまだ残ってますが、こちらはもう更新されないみたいです。

2014-06-30

日本語のニュース記事

以前見つけたYahoo Japanのニュース記事です。書く機会がなかったけど、忘れないうちにのせておくことにしました。

スティーヴ・ウィンウッド、トム・ペティとジョイント・ツアー (5/22)

ロバート・プラント、教会の慈善コンサートでスティーヴ・ウィンウッドと共演 (4/17)

2014-06-26

Winwoodのライブ(Saratoga, CA)に行ってきました!- Saratoga, CA (2014/6/25)


6/25(水)にカルフォルニア州サラトガで行われたウィンウッド・ライブに行ってきました!とても熱いライブで、盛り上がりました。会場は小高い山の上にあるワイナリーで眺めもよかったです。なかなか面白い体験をしました。詳細はまたあとで。

Steve Winwood
2014-06-25 (Wed)
Mountain Winery,  Saratoga, CA
20:33-22:09 (96min) 

01) Rainmaker
02) I'm A Man
03) Fly
04) Can't Find My Way Home
05) Medicated Goo
06) Low Spark Of High-Heeled Boys
07) Empty Page
08) Them Changes
09) Light Up Or Leave Me Alone
10) Higher Love
Encore
11) Dear Mr. Fantasy
12) Gimme Some Lovin'