2007-10-01
ジム・キャパルディの追悼コンサートのDVDが発売!
今年の1/21に行われたジム・キャパルディの追悼コンサートのDVDがようやく発売になった。通常新しいアルバムやDVD等が出る時はそれに関するニュース記事が出るものだが、これに関する記事はほとんど皆無であったのが意外であり残念でもあった。しかしながら、このDVDを見ればウィンウッドをはじめ多くのミュージシャンが参加したこのコンサートがいかに素晴らしいものかが分かる。天国のジムも大喜びであろう。ウィンウッドは自分のバンドを率いてLight up or leave me aloneとDear Mr. Fantasyを演奏しているが、どちらも素晴らしい出来である。今年のウィンウッド・バンドのメンツは最高だと思っているので、これらの映像は貴重だ。 Light upはいつも通りの超ゴキゲンな演奏である。レポにも書いたようにこの曲で踊りだす人がコンサート中にたくさんいたのが納得して頂けるかと思う。ポールの サックスソロとジョゼのギターソロが入っているのもうれしい。ウィンウッドはオルガンを弾いている。1994年のTrafficツアーのDVDでの演奏と 見比べてみるのも面白いだろう。Fantasyはこれまで数多く弾かれたなかでも間違いなくベストの演奏の一つだろう。このコンサートでは短かめのバー ジョンで弾かれた曲が多い中、この曲だけは通常のライブとほぼ同じ長さの演奏である。これを見た後、2004年3月のロック殿堂の授賞式に行われたウィンウッドとキャパルディのファンタジーの映像も続けて見てしまった。あのときがトラフィックとしての最後の演奏だったわけだ。ジムの力強いドラムが印象的だった。授賞式でのジムの言葉『Trafficよ、永遠なれ!!』を聞くと改めてジーンときてしまう。ウィンウッドにはこれからもジムの分まで頑張ってほ しいと思う。追記:このコンサートのCDも発売になっています。
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