前回の投稿から1ヶ月がたってしまったけど、ジョン・バーリーコーンのデラックス・エディションに関する続きです。
2枚目の別バージョン3曲のうち、Stranger to himselfとEvery mother's sonはアルバムバージョンとそれほど変わってないと言えるだろう。だけどJohn Barleycorn Must Dieの方は全く異なっています(ファーストバージョン)。スティーブのアコギとクリスのフルートが中心で、全体的に優しい雰囲気。アルバムバージョンの方が印象的だけど、ファンなら興味をもって聴けるでしょう。だけどドラムやパーカッションが入ってないので、果たしてジムが演奏に参加してるのか、してるなら何を弾いているのか分かりません。。。
2枚目のライブ7曲は1970年11月18,19日にFilmore Eastで収録されたものだけど、これらのライブからは当時ライブ盤(Live November 1970)の発売が予定されてました。これが発売されなかった経緯はstevewinwood.infoに詳しいのでそちらをどうぞ。トラフィックはJohn Barleycornのアルバム録音時とツアーの始めの方ではトリオだったけど、すぐに(1970年8月)ベーシストのRic Grech (ブラインドフェイスでスティーブと一緒だった)が加入。このフィルモアライブで彼はベースとギターを弾いてます。ところでトラフィックはメンバーがころころ入れ替わったけど、David' s Rock ScrapbookのブログにはTrafficの系図がのってます。またそのブログにはトラッフィクのことがとても詳しく書かれてあるのでとても参考になりますね。
参考ブログ記事:
John Barleycorn Must DieのDeluxe Editionを入手!(2011-03-10)
John Barleycornのソロ・アコギバージョン(2011-03-31)
2011-04-06
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3 件のコメント:
Davids Rock Scrapbook のサイトは知りませんでした。なかなかいいですね!ファミリーツリーはデザイン的にも秀逸です。ご紹介ありがとうございます。ところでジョンバリ初期ヴァージョンは、ライナーにある69年11月23日の録音だとしたら、クリスと二人で録音したような感じに私には読めますがどうなんでしょう。その後、70年2月にジムが米国から帰国して云々~などと書いてありますが、果たしてそれ以前にジムが Mad Shadows プロジェクトに既にかかわっていたのかが、よく分かりませんね。
なるほど、ライナーには(おそらく69年録音の)Every mother's sonでJCがドラムとパーカッションで参加とあるので、JCは69年から参加していたようです。そしてその後クリスをセッションに招待したとあり、そこでジョンバリのことを知らされてようです。またジョンバリのファーストバージョンでは、クリスがフルート、SWがギターと書いてあるので、JCは参加してなさそうに思えます(米国滞在中だったんでしょうか)。
ライブの曲ですが、デラックスではないボートラのテイクと違いますよ。
楽器のミックスはもちろん、曲の長さからして別物です。
自分はデラックスではないテイクが好みです。
デラックスのテイクは低音盛りすぎで、クリスのサックスが聞き取りずらいです。
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